みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

僕がヒトカラに行く理由

ごくたまにですが、一人カラオケこっそり行ってるのが何年か前に職場バレしてるのではずかしいわけですが、まあ、今でもやっぱり、時々は行きます。

 

何で行くかですが、まあ、一つは練習、というか下準備ですね。

何の下準備かっていうと、職場の付き合いでカラオケ行ったときの、です。社会人になるとそういう機会は多いのです(今さら)。

 

普段はブログでえらそうな音楽批評なんてしてますけど、何だかんだでプロはやっぱりすごいわけです。トランプのカードでいえばほぼ全種類のカード(歌い方)を持ってるのがプロの歌手で、ハートの3しか持ってませんとか、ダイヤの8とスペードの2はありますけど、それ以外はありませんというのが一般人。

 

だから、天然でよほど上手い人以外は同じ経験あると思うんですけど、自分では「この歌好きだなー」と思って何回も聴いて覚えていても、実際にカラオケで歌ってみると全然歌えないってことはよくあるんですね。

その歌手の、その歌での歌い方に、自分の声質や声域、歌い方が合ってないんですね。プロなら合わせられるけど、素人だから無理。

 

一人カラオケ行ったときに、とりあえず気になってる歌は新旧問わず、まず歌ってみるわけです。

それで、全然だめだなと思ったら演奏中止。

 

いろいろ歌ってみる中で曲を4ランク別くらいに分けていく。

Aランク 大体、安定した声、安定した音程で歌える

Bランク 通しで歌えるけど、一部高すぎたり低すぎたりしてちょっと冒険(ただし、お酒で喉がかすれてるときはB→C)

Cランク ほとんど合わなくてなかなか歌いきれない

Dランク 無理

 

で、職場でカラオケとか行った時に(特に偉い人がいるときとかに)歌うのは大体自分の中ではAの曲です。特に1巡目は。

中盤から終盤、そんなにみんなお互いの歌唱を聴かないでおしゃべりモードに入ってることありますけど、その時はBもいいかなと。

もうちょい気心知れた同士で行ったときにはA~Cまでどれでも。

 

自分ではすごく好きな曲なのにCやDに位置付けざるを得ないことがあるのは寂しいですが、反面、そんなに好きでもないし普段聴いていない歌手の有名曲をちょろっと歌ってみると、意外とその歌に限っては自分に合っていて歌えることもあるので、そういうのは面白いですね。

 

もう一つは単純に歌うの割と好きなので(前に書いたかもしれませんが、小学校の時にも市内の学校合同の合唱会に志願して行ったりしてました)。

特にマイナーすぎる曲とか、あまり皆で行ったときには歌いませんので。

スピッツ「ナナへの気持ち」とかね。

あれはシンプルな歌のようで、実はすごい難しい歌だなと思います(歌える人はすごい)。

カラオケとしては、最初のずっと低音で抑え続ける部分が無理で(抑揚が付かない分、逆に、声の不安定さをごまかせない)、サビの盛り上げの高音も無理でD(歌えない)ですが、高校生の時分から好きな曲です。

 

♯581

Salley の「#581」、アルバム曲ですけど、なかなか良い雰囲気のしっとりした曲です。

 

公式配信じゃないよねと思ったら公式配信だったライブ動画。

 

Salley ‐ #581

(公式動画)


Salley「#581」2018.2.3 Live

 

良い歌を歌うんですよねー…。美人だし。

何で「赤い靴」以外ヒットしなかったんだろうか。

アニメとかのタイアップとれるか(取り続けられるか)どうかってやっぱり結構大きいのかなとか。

 

 

永遠のフィレーナ その2(ネタバレあり)

休日だし、久々にちょっと遊ぶか…と思ってやってみたら、前回遊んだときからの合計17時間くらいでクリアしてしまいました(この時代のRPGはクリアまで大体30~40時間かかるものが多いのです)。

スーパーファミコンソフト『永遠のフィレーナ』。

 

前回記事

永遠のフィレーナ その1 - みちのく砂丘Ⅱ

 

なるほど、なかなか良いゲームなのに何で評価されなかったんだろうと不思議だったんですが、ボリューム不足だったんですね。

 

以下ネタバレありで。

 

 

 

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戦闘画面はこんな感じ。

敵キャラのデザインとか、全体にけっこう丁寧だと思います。

戦闘はFF式のアクティブタイムバトルですが、敵の行動をキャンセルする技があったりするあたりに『グランディア』的な要素があります。

ラストダンジョン付近の敵は全体にHP高すぎて強いですが、フィレーナの「しんくうぎり」でゴリ押しできます。

 

 

 

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とある街の風景。

室内の調度とかも、全体的に丁寧に作ってあります。

女好きの爺さんの部屋には女性の絵画が掛けられているとか、そういう細かいところまでしっかりしてます。

下の部屋の緑色の何かは情報パネルです。地球ではない星を舞台にしたファンタジーで、文明発達度合いは相当高度、という設定です。

下の部屋にいる女の人に話しかけてみると…。

 

 

 

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この反応。

主人公フィレーナはこの世界では被差別民族なのです。

ファンタジーではありますが、環境問題とか差別問題が結構ストーリーに…絡んでくるのかな?と思ったところで終わってしまうストーリーの短さが悔やまれますね。

 

 

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特に意味はないですが、締めはこの1枚。

ファイナルファンタジーⅤ』風のグラフィックですが、壮麗な建築物の外観や庭園なども細かく作ってあるのは嬉しい。

画面の下に、水の中に続いている階段がありますが、これもある条件を満たせば下に降りられます。

こういう、ゲーマー心をくすぐる隠し要素や寄り道要素もきちんと用意されています。

 

 

まあ、繰り返しになってしまいますけど、全体に丁寧な作りです。

ボス敵パターンの少なさ(ほとんど帝国軍の特殊部隊)や、終盤の端折り感があるところ、また終盤はバグチェックやテキストの誤字脱字チェックが十分でないところ(納期が迫ってたのかな?)とか、細かいアラはありますが、全体としては良かったです。

のんびり遊んで17時間クリアなので、頑張れば15時間くらいでクリアできると思います。

かえって時間のない社会人にはいいかもしれない(?)。