これもけっこう前に買って積みっぱなしだったからざっと読みしました、『民衆のフランス革命』。
フランス革命を一農民の立場から描いた物語です。すごく長いんですけどね。
最初はジャガイモの生産に苦労したりする農民らしい話なのですが、中盤以降は革命軍に従軍して王党派との戦い、そして革命が内部争いでグダグダになったあとに登場する独裁者ナポレオンの、国外的栄光の裏面としての国内的迫害の時代ですね。
最後はなんか無理やりそこそこのハッピーエンドっぽくはしてある（ただし完全な大団円ではない）けど、実際には従軍してそのまま戦死した農民も多かったんだろうなあと思います。
