これも購入から10年くらいはずっと積んでしまっていたので、売却する前に最近遊びました、『絆という名のペンダント』。
ヒロインは2人。ずっと一緒にいた幼馴染(表紙の巫女さん)と、一回は親の転勤で外国に行ってから高校になって転校してきた幼馴染(表紙の眼鏡女子)の間で揺れ動く主人公…という、まあベタなストーリーです。
展開も概ねベタですので特に言うことはありません。
何か主人公が陸上の大会に出るためのレギュラー争いしてて、それで直前に怪我とかもあって…、でも怪我したことを言えなくて…、というまあ何か本当にありがちなストーリーです。ときメモのドラマシリーズの紹介よりも説明に熱がこもってないのは、演出面も総じて凡庸だからですね(すみません)。
ツッコミどころとしてはヒロインの巫女さんの声がクレヨンしんちゃんの「野原みさえ」の人なんですよね。スタッフロールではあからさまな偽名使ってますけど、声聞きゃすぐわかります。「しんのすけー」って言い出しそうな。主人公は野原ひろしだった…?ともかく、キスシーンであろうがお色気シーンであろうが何であろうがみさえボイス。どうあがいてもみさえです。声優マニアの方にはお薦めです。
あと、ヒロイン2名より脇役の女性陣のほうが魅力的に見えてしまうところもツッコミどころかなあ。特に妹(よくある義理妹ではなく実妹です)には力入れ過ぎだと思う。これ本当は途中まではヒロインにするつもりで作ってたんじゃないかなあと思いますね。納期の関係で無理だったのかも…。
90年代後半のギャルゲーの雰囲気が好きな方なら。