グランディアⅡもPS3のゲームアーカイブスで配信されてるようです。
旧ブログでも紹介しましたが、元祖グランディアの輝きはないものの、そこそこ遊べる佳作です。
Youtubeにストーリーの山場となる中ボス戦の動画あったので貼ってみる。
当然ながら、以下の動画も文章も超ネタバレ込みです。
Grandia II Walkthrough Part 62
https://www.youtube.com/watch?v=r8yqGHNOmoo
ヴァルマー(Valmar)と言うのがかつて世界を滅ぼそうとした大悪魔で、それの封印が解けかかっているので世界各地を旅してヴァルマーの腕とか目とかと戦っていくわけです。
この1番目の動画で登場して2番目の動画で戦っているのはヴァルマーの心臓。
さすが中心的部位だけあって、物語の最後のほうに出てきます。
まあこういったもののセオリーで、このけっこう後に何だかんだあってヴァルマー完全体が復活して世界が破滅の危機に陥ってしまうわけですが、(前にも書きましたけど)ヴァルマー完全体のキャラが凡庸過ぎるんですよね。悪役のテンプレみたいなキャラです。あまり強そうな感じがしない。
ストーリー的に、この「心臓」戦がそのまま最終決戦でも良かった気がするんだなあ…。
時代を感じさせるローポリゴンは置くとしても、演出も良いし、余韻を残す戦闘後も良い。何を言われてもブレない狂信っぷりがそのままラスボスの風格です。
台詞からするに醜いものは嫌いのようですが、信仰を尽くした結果の姿は、本人にとっては綺麗な姿なんだろうなと思うと何となく考えさせられる。
ちなみに、戦闘はただガチャガチャ戦ってるように見えるかもしれませんが、実はけっこう戦略的です。
画面右下のゲージが重要なポイントで、ここで行動順が決まってます。
敵側の矢印が「ACT」(アクション)まで来るとかなり強い技や魔法を食らうことになるので、要所要所で「天征剣」のようなキャンセル技を使って矢印を戻させるわけですね。ちなみに「COM」(コマンド)から「ACT」の間の赤い部分(つまり行動直前)で敵の攻撃を止めるとパーフェクトキャンセルになってぐっと有利になります。
食らってもいいような攻撃はそのままにさせておいて、本当に止めないといけない攻撃を適切なタイミングで止めに行くという、この辺の取捨選択を問われるところがグランディアのバトルの面白さです。