最近遊んでました、名作と名高い『ファイナルファンタジータクティクス』。
PS1のオリジナル版を、ゲームアーカイブスでダウンロードしました。
1000円くらいだったかな(安い!)
当時はこういう戦略系は難しそうだなということで手は出ていなかったのですが、『タクティクスオウガ 運命の輪』が面白かったのでこちらもやってみようということで。
ただ正直、ゲーム開始当初は、敵が強すぎて「買ったの失敗だったかなー」と思ってました。
敵の攻撃2発くらいですぐ倒れますからね。特に盗賊の砦での戦いとか敵の黒魔法で一撃で複数バタバタと倒されるのでどうしていいかわからなかった。
それで経験値稼ぎにマンダリア平原あたりに狩りに出たらチョコボに瞬殺されたりね。チョコボは、FFシリーズのマスコットキャラのくせしてゲームの序盤ではかなり凶悪な敵です。攻撃強い、移動範囲広い。しかも「チョコケアル」で無限に回復されると、火力が低いパーティーだともう詰んじゃうんですよね。チョコボの出ない組み合わせが出るまでリセットを繰り返す序盤。
ただ第2章あたりからキャラクターの育て方がわかってくるので、そうすると俄然楽しく、またゲームバランスも程良くなってきます。アビリティの組み合わせ次第で、序盤とは逆に大抵の敵を一撃で倒せるくらいの火力を得ることもできます。
2手先3手先を読まないといけない…というような緊張感ある遊び方もできますし、逆にとりあえず鍛えるだけ鍛えてごり押しで何とかすることもできます。魔法を範囲指定にするかユニット指定にするかとか、感覚的に選べるのが楽しいですね。
ストーリーも良い。上級ジョブの情報を得るために攻略サイト見た時に少しだけネタバレ部分を目にしてしまったりはしてるのですが(痛恨)、それでも、台詞回しも演出も素晴らしい。
この作品をプロデュースした松野氏が後に『ベイグラントストーリー』や『FF12』(途中で退任)をプロデュースするわけですが、その2者は(ゲームバランス等の問題で)必ずしも評判芳しくないんですよね。今回初めてFFTをやってみて、ようやく、「ああこれが」という感じでした。
あと、事前情報で「ウィーグラフが強すぎる」っていうのがあって、そもそもウィーグラフが何かもわかってないで始めて、あまり気にせずに進んでいったのですが、たしかに一昨日あたりにそのまんまのことを思いました、「ウィーグラフが強すぎる」(笑)。
一回完全に詰んだので、ラムザ(主人公)を敵平均レベルよりも15以上まで鍛え上げて再挑戦しましたよ(鍛えすぎ)。それでも意外と苦戦しましたけど、仲間(特に忍者2名)の火力を上げに上げていたので何とかなった。
さすがの名作なので、また書くと思います。