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みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

密室殺人講座

小説・ミステリ

水野泰司『密室殺人講座』

 

密室殺人講座 (講談社文庫)

密室殺人講座 (講談社文庫)

 

 

Amazonに画像がないくらいに昔の作品です。オリジナル版は1990年8月。

綾辻行人の『十角館の殺人』が1987年ですから、新本格が流行り出した頃の作品ですね。

 

ミステリーは好きなので本屋に行くたびにチェックはしているのです。それでも(ブックオフですらも)見かけたことのなかったこの本が、ふらと立ち寄った古本屋で99円で売っていたので、買ってきました。値段から何か嫌な予感はしたのですが、それでも見かけない本となると興味がひかれる。

 

内容としては模範的なクローズド・サークル。

とある企画のためにいわくつきの旧精神病院の地下病棟の廃墟に集められたメンバー7名。助けが来るのは3日後、1日目の夜に密室殺人が発生し、6人は互いに疑心暗鬼になりながらも事件の真相を追う…。という、まあ、ありがちにもありがちな話です。

 

キャラ造形がイマイチありきたりなんですよねー…。何か推理小説のために生まれてきましたみたいなキャラしかいなくて物語に入り込めない。

そしてラストの大どんでん返し…も今一つ盛り上がらない。

トリックも、そんなん知るかよという感じのトリックだし。動機も雑すぎるし。

 

まあいろいろイマイチでしたね。今じゃ再販されてないのは良く分かる気がする。でも99円分の元は取れたと思います。

 

 

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