みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

血色の館に来た客

kindle限定作品、島田荘司の弟子である女流作家、司凍季の「血色の館に来た客」。

 

血色の館に来た客 上

血色の館に来た客 上

 

 

上下巻合わせて500円なので、司凍季の作品も読んだことなかったので読んでみました。

感想は…まあまあ、かな。

古式ゆかしく由緒正しい「吹雪の山荘もの」です。閉鎖状況の中で一人また一人と殺されていくという。

コンパクトにまとまっており、スピード感はあります。文章も引き込まれるものがある。

 

ただ欠点としては、見取り図がない。これ山荘ものとか館ものではけっこう致命的なんですよね。kindle電子書籍)なんだから見取り図をワンクリックで表示できるようにくらいはしてほしいんですけどね。自分でノートに書いてみようかとも思ったんですけど、居室の位置関係の説明のところが大雑把すぎたので諦めました。何らかの物理的なトリックがあった?とも思われる状況なのですが、見取り図がないせいでその辺が全然わかりません。勿体ないですね。

90年代にけっこう作品を出したにも関わらず今一つマイナーな作家なのですが、何となくその理由もわかる気がする。

 

 

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