隠れた名作ということで評判高かったので、PSのゲームアーカイブスでダウンロードしてみました、『べアルファレス』。
まだ(多分)序盤で、操作方法とかを少し覚えてきたくらいですが、なかなか面白いです。ダンジョン(ミッション)攻略型のアクションRPGです。
ただ、かなり難しい。それなりにゲームには慣れてるつもりですが、序盤から尋常じゃない難しさです。
3つめくらいのミッション『ラフメルの葉』は、まだろくに経験値稼ぎもさせてもらえない時期のミッションなのですが、恐ろしい難度でした。これが過ぎると多少余裕出るんですけどね。その前のミッションも少し難しいのですが、それクリアした後に回復とアイテム補給無し(ついでに仲間変更なし)で挑まないといけないのが辛い。
何度も挑戦してみましたが無理だったので、攻略サイト見て最初からやりなおしました。まずは最初のミッションで速めに結果出してお給金をもらって、そのお金でポイズンキュア(毒消し)10~20個と干し肉を多めに買っていけば初見でも何とかなるかもしれない。
でも、面白いですよ。かなりゲーム慣れしてないと辛いけど、世界観や台詞回しはなかなか良いと思いますし、トラップでまとめて敵を倒すのも楽しい。
舞台は中世(近代少し手前)の剣と魔法の世界。一攫千金あるいは伝説の秘宝を求めて、地下に造られた古代帝国の遺跡を探検する物語です。
ただし、拠点となる町は無法者や世捨て人のたまり場。
主人公はいろいろな国から集まった新人冒険者の宿舎に入り、探検のイロハを学びながら仲間と共に成長していくわけです。この仲間が美男美女揃いで(主人公の性別も選べます)、要するにちょっと「ときメモ」的な要素も入ってるんですが、退廃的な世界観を反映するかのように一癖も二癖もある人物ばかり。
これは序盤。ある仲間の家族が危機に陥った時の議論の一コマ。
何とか皆で人助けをしようと新人仲間に呼びかけるアーサー。
その熱血漢ぶりを皮肉るオルフェウス。
主人公はこの後、仲間を助けるために必要なアイテム、「ラフメルの葉」を取りに行くかどうかの決断を迫られます(これが上記の超難度ミッションに繋がる…)。
翌朝、「ラフメルの葉」探索に向かう主人公に不謹慎な冗談を飛ばすイヴ。
選択肢「にらみつける」を選ぶと…。
こんな感じで、勧善懲悪ではない、ちょっとほの暗い人間ドラマが描かれています。
遊ぶにあたっては相当な集中力が必要ですが(ぼーっと遊ぶには向いてないかも)、少しづつ攻略していければと思います。