みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

ベッキー騒動とアベノミクス

何かベッキーの話の後ろに隠れてますけど、年始から株価が下がりつつあるような感じですよね…。原因として大暴落中の中国経済があるんだけど、それもあまり報道されてないような気がする。

某巨大掲示板はもう駄目ですね。たぶん某ネット対策チームの工作なんだろうと思いますけど、ベッキーの話を煽り立てて、株価や景気の話が見えないようにしてるような感じです。あと、どこかの論戦番組で自民党の地方議員が一般人のフリして発言した騒ぎもかき消えてますね。

 

アベノミクスは失敗かなあ…。

まあ政府のせいだけではないと思いますけど。

経済素人(予防線)なりに一生懸命考えてみましたけど、本質的には「水増し」「ハッタリ」「自己暗示」ですよね。金融緩和(円を増やして「円安」ですね…最初書いた時に間違えた)して、株価が水増しされる(円の価値が低くなるから株価上がる)。それで景気良くなったぞというハッタリをかまして好況感を演出(これが最重要)、そのうちに国民全体も景気良いような気がしてきて、そこに三本目の矢である成長戦略が乗っかり、日本は再び経済大国へ…ってことだと思うのですよ。

だから成長戦略が乗ってこないと終わりなんですよね。水増ししてハッタリかましただけで終わるので、前より悪くなる(増税もあるし)。

ところが現実は、成長どころかシャープは潰れかけですし、東芝も、粉飾で自業自得ですけど危険な状況ですよね。電子機器分野が特に駄目すぎて成長戦略も何もないですね。

そして円安にして輸出したい先だったところの中国市場も、バブルが弾けかけている状況。取引停止で誤魔化してるだけですが、もう誰も資金投下しないでしょうね。

 

だから政府の予想以上に日本企業(特に大企業)の競争力が低下していて笛吹けども踊らず(踊れず)状態になっていることと、バブル崩壊の危険を糊塗しながら膨張してきて行き詰った中国経済が悪いので、必ずしも政府の失政ではなかった(運が悪かった)とは思いますけどね。

特に前から状況悪かったシャープはともかく粉飾で日本企業に対する信頼感を落とした東芝は完全に戦犯だと思います。もっと非難されていい。

 

ただ、政府だけが悪いわけでないにしても、結果で評価すればやっぱり失敗は失敗かなと。首相は慌てて「新・三本の矢」とか言いましたけど、あれ、なかったことになってますよね。

国民全体が(もうかなりの部分が気づいてると思いますが)「あれ?実は株価が高く釣り上げられてるだけで景気は悪いんじゃね?」と思い始めたらそこで試合終了ですね。

今になってNISA(非課税個人投資)なんか勧奨してるけど、株価維持するため個人財産を使いたいだけにしか見えないのです。大半の場合はむしり取られるだけと思われれば誰も資金突っ込まないですよね。

 

新聞も軽減税率の恩恵をもらってるから書けないのかもしれないけど。あれ新聞社は腐ってますね。軽減税率もらってなければ政府を好き勝手批判できたと思うんですけど、軽減税率を貰ってしまったせいで政権に対する批判力が多少なりとも弱まるのは避けられないですよね。ローマの分割統治(差を設けることで団結させないようにする)の手法に引っ掛かってますね。

 

だからベッキー騒動はアベノミクスが失敗しかかってること、それを通常国会で野党から追及されることをなるべく見られたくないための、一種の囮に使われてる気はしますね。マスコミも、古館や岸井みたいな人が「アベノミクス失敗」とか言ってしまって経済界から叩かれスポンサー降りられたりするよりも、ベッキーベッキー言ってるほうが楽ですからね。いろいろ飼い慣らされてますね。

 

ただ野党も駄目で、今更に憲法クイズなんかやったみたいですけどそこがトレンドじゃないですよね。憲法を守るべきという論理は正しくても、学者や法律家以外の大半の国民にとっては去年終わった話なので、時期遅れですね。法律家ではなく政治家なのだから、その問題を追及することでどの程度国民(の投票行動)にアピールするのか、空気は読まないといけない。

 

なお、アベノミクスが失敗なら次どうするかって言うとわからないですけどね。

とにかく成長戦略なんて誰も描けないから…。