みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

べアルファレス その3(全ネタバレ)

今回の記事は、ストーリーの根幹部分のネタバレですのでね、すみませんが、これからこのゲームを遊ぶ可能性が少しでもある方はそっと記事を閉じていただければ…。

 

難しいって書きましたけど、途中でレベル上げ(前回記事参照)さえすれば、一気に簡単になりますよ。 

ベアルファレス

ベアルファレス

 

 前回記事

べアルファレス その2 - みちのく砂丘Ⅱ

 

何でわざわざネタバレ記事書くかっていうと、他の一般的なRPGよりもストーリーにヒネリが効いてて面白いなと思ったためですね。

 

 

 

(以下、根幹部分のネタバレがありますので注意)

 

 

 

いろいろなトラブルや葛藤を乗り越えながら、遺跡の迷宮を進む主人公達(冒険の拠点となる街は一つで、そこから遺跡へのアタックを繰り返すかたちです)。最初は仲の悪いメンバーの考え方も、少しずつわかってきます。

 

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最初はメンバーの中でも最も愛想の悪いディアス。しかし意外にも深い一言。

 

 

遺跡の迷宮を乗り越えていくと、そこで出会うのはそれまでのような魔物たちではなく天使たち。

 

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そして天使たちを倒して進んだ先に突如として出現する十三人の聖者。アノイア教(キリスト教がモチーフ?)では始祖アノイアに次ぐ存在として信仰される彼らですが、主人公達を「悪魔」と呼び、全く友好的ではありません。

 

 

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さらに迷宮を進み、聖者たちとも戦いになります。聖者アドゥバキエル戦。レーザー攻撃をかわしつつ攻撃を当てる。十三人もいると時間かかりそうですが、ここら辺は案外早く進みます(この辺もっとじっくりとストーリーを楽しみたかった…)。

 

 

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十三人の聖者のリーダー、アヴァダイル。神の存在を信じ教えを広めるはずの聖者には似つかわしくない疑問を口にしてみせる場面。

 

 

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このセリフにこのゲームのストーリーが凝縮されてます。

人間の生命には限りがあり、いつの日か滅びることは避けられない。思念を実体化するという超高度なテクノロジーを編み出した古代文明(太陽帝国)も例外ではありませんでした。

聖者(古代人の末裔)が考えたのは、神を想像し、神に関する思念を生み出し、その思念を集中・具現化して本当の神を生み出すことでした。そして思念を生み出すのは上のセリフにもある通り人間の脳細胞です。

つまり聖者達は、古代人の脳細胞から流れ出る神への思念を凝縮して、人為的に神を「製造」しようとしていたわけです(上の画像に、保存カプセルに入った脳が映ってますね)。

彼らの目的は人間の、肉体と切り離された思念(魂)の永遠の生存です。思念(魂)を全知全能の神が永遠に守ってくれるなら、人はいつまでも限りなく幸せになれると信じているわけです。

しかし永遠を保障する全知全能の神を創り出すためには、古代人の思念だけでは足りない。地上の人間すべての信仰(思念)を集め続ける必要がある。

そのために彼らは「聖者」となり、神の実在を説き、天使に魔物を打ち倒させ、信仰を広めていくという、遠大な計画を始めたわけです。

したがって、天使に頼らず自分たちで魔物を倒し、あまつさえ天使を打ち倒して、迷宮の最深部、神を製造しようとしている装置にまで踏み込んできた主人公達は、聖者にとっては計画の邪魔者、「悪魔」になるわけですね。

 

この辺がね、複雑ですけどよく考えられてるなと。

最初は厳格に神の教えに従っているように見えた聖者たちが、実は一番の無神論者だった(神はこれから自分たちが造るわけですから神の存在を信じているわけがない)というオチ。

最後どうなるかは…これは実際に遊んでみてもらったほうがいいですね。