出張中はkindle読めなかったので帰ってからようやく読めました。
選挙&アルカ編でやや落ち着いたかなと思いましたが、久々に再開したこの巻は、「さすが」の出来ですね。
休まないけど似たような展開を繰り返してる海賊漫画よりも、休んででもいいからこっちのほうが読みたいという。
ジャンプは基本バトル漫画多いですし、HUNTER×HUNTERも分類としてはバトル漫画ですが、今回はほぼバトルなし。でもボリュームはすごい。何度も行ったり来たりで読み返さないと理解できないくらい。
めちゃくちゃ先が気になりますね。
この巻で張りに張りまくった伏線を全部回収できたら凄いと思う(キメラ編はとても良かったけど、「ジャイロ」ってほぼ回収されてないですよね)。
キャラも良いです。最初はテキトーすぎるだろと思った「十二支ん」も、それぞれ個性と強さが見えてきましたし、ビヨンドの仲間たちも無名だけど良いキャラしてます。
あと、王族も最初やられ役な雰囲気を出しつつけっこう良い味出しそうですね。
今回待ち受けるのは未知の大陸に眠る五大厄災(未知の生物とか病原体とか)ということで、普通のバトル漫画とはまた違う展開がありそうですね。
ちょっと思ったのが、連載初期の第1回のハンター試験でも、サトツさんが案内する(?)平原での試験で、人喰い植物みたいな自然の驚異がちょっとだけですが出てましたね。あれをスケール大きくして再復活させたのかなと。
キャラで印象に残ったのは、最初に出てくる(名前なしキャラですが)特務機関に配属された役人とその上司(課長)ですかね。当初は普通のサラリーマン漫画にありそうなやりとりで、こういう端役もしっかり描き込んでるのが良い。
あと、1コマだけで多分再登場しないんでしょうが、リンネの若い頃は美少女だったんですね…。ある意味衝撃の一コマ。こういうの上手いなあ。