みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

昭和の古書の良さ

昭和の古書…と言っても戦後すぐってほど古くはないんですが、西暦なら1980年代くらいの、人文科学系の教科書や学術書ってのは、今読むとすごく面白いのですよ。

示唆に富むというか。

今の日本ってとにかく停滞していて、「昔(バブルのころ)はもっと景気良かったのに」的な感覚有りますよね。

 

でもその時代はその時代で、「今の時代は病んでいる」みたいには言われてたわけで、社会問題をいろいろ分析していたりする。

そう言うのを読むと、今の時代も(景気は悪いけど)そこまで悪いわけじゃないとも思えるし、冷静に見ることもできるようになってくる(かもしれない)。

 

そこまで難しく考えなくとも、インターネットやスマートフォンがない時代の本を読むのはそれだけで新鮮でもあります。

 

今日も2冊ほど、昭和55年の本と、昭和61年の本を買いました。

Amazonでも出てこないくらいの昔の本ですが、どこかで紹介できたらいいなあと思いつつ読んでます。