今までネタバレなしで感想書いてきたところ、ここからは全話についてネタバレ有りの感想にします。
まずは第1話&第2話。
まだ遊んでない人は見ないほうが良いかな…。
既クリアの人か、絶対今後も遊ぶ予定なし!という方だけ。
もし読んだ後で遊びたくなったら必ず忘れてから遊んでください。
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 出版社/メーカー: 日本一ソフトウェア
- 発売日: 2012/11/29
- メディア: Video Game
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前回記事
MISSING PARTS 第6話 追憶のペンダント(クリア) - みちのく砂丘Ⅱ
第1話 鳴らないオルゴール
第1話からけっこうな数の死人が出る展開にビビります。
この話のヒロインは全話の中でも最も正統派のヒロインです。光(視力)を失った令嬢、守ってあげたい系というか。
この話で一番面倒くさいのは、邸内の移動ですね。各階の東廊下と西廊下、何度も間違えました。ここが面倒なせいで挫折した人も当時は多かったようです。
あと、実はこの話に出てくる奥様の死体が、実はおそらく全話の中でも最も怖いのです。グロとかじゃないんですが、カッと見開いた目がこっち見てるのが怖い。しかも検分の際の判定がけっこうシビアなので、怖い死体を長時間見る羽目になります。
あと、めっちゃ地味に殺害されてる人が一人います。この人のカウントを後の第6話で落としてしまったプレイヤーは多いのではないだろうかと。
第2話 赤いカメオ
この話は、そこそこ面白いんですけど設定がちょっと甘いんですよね。
事件の起こるビルに抵当権が付いてる(つまり借金がある)ことが犯人の隠したかった大きな秘密ってことなんですが、抵当権は公示されてますので。法務局に行けば一般人でも登記取れるのになあと。まあ未登記の抵当権ってことも有り得るけど、なら素知らぬ顔で売却しちゃえばいい話ですよね。相手が善意なら詐害行為取消もないし。
この話のヒロインはお使いも一人ではできない、すぐこける、接着剤とヘアージェルの違いもわからないという、いかにもな天然ドジッ子系です。
しかし、途中で停電&幽霊騒ぎがあるのですが、これを起こしたのは実はヒロイン(犯人かどうかは別)。2階の自室でタイマー家電を使い電力をフル使用して1階待合室の電源を落とすという力技です。天然ドジッ子の割に、普通には思いつかないようなトリック使ってるわけですが、これに対するツッコミなし。
あと、7階建ての、居室が複数あるビルで電力系統が統一されてるってのも変な気がしますね。
この話で好きなのは最初のシーンですね。1回目ではわけがわからないのです。でもランクAのために2回目遊ぶと、実は『絡新婦の理』ばりにすべてが終わった後のシーンだったんだとわかります。