無茶苦茶寒いですね…。
ここ数日、雪こそ降らねど風の冷たさが尋常じゃないです。
冬には冬のミステリを、ということで、京極夏彦『鉄鼠の檻』でも読みながら寝るかな…。
大学時代に、これもたしか真冬に読みました。
『魍魎の匣』や『絡新婦の理』と比べると地味な扱いで、漫画版でも、なぜか『狂骨の夢』(京極堂シリーズ3作目)の次が『絡新婦の理』(京極堂シリーズ5作目)だし。
4作目なのに飛ばされているという。
たしかに地味は地味で、私も、初期の京極堂シリーズの中では唯一犯人やトリックを覚えていません。
それだけにもう一回新鮮な気持ちで読めるかもしれない。
雪に囲まれた宿屋や寺の描写はとても風情があって良いと思います。
この季節こそ読むべき。