そろそろ人事異動の時期ですね、ということで。
特に思うところあったわけではないですが読んでみました、『左遷論』。
割と読みやすかった。
特に日本型の会社組織の成り立ちの独特さ(役割による結合というより、家族・地域社会に似て人格的な結びつきの強い共同体)ゆえ、左遷という独特の感覚が生まれるという分析は面白かったです。
同時に組織に生きるだけがすべてではないとも。
気休め程度かもしれませんが、左遷(と思った時)に限らず不遇な時に読むと元気が出るかもしれません。
しかし買うにあたって微妙な勇気を要するタイトルの本ですね…。