みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

日本会議の研究&国民の修身

以前に裁判になって話題になってたので、買って読んでみました『日本会議の研究』。

 

日本会議の研究 (扶桑社新書)

日本会議の研究 (扶桑社新書)

 

 

なかなか面白かった。

黒塗り削除されてる部分はあったのですが(読みたかった…)、ほんとに終盤のほうにわずかにあるだけですし、前後の文脈から見て何が書いてあるかは大体わかるのでいいんですけど。

でもまあ、表現の自由は大事ですよね。

左翼だって普段2ちゃんねるとかで好き放題書かれまくってるのに(一部は正しいのかもしれませんが)、右翼がそれやられたら駄目ってことはないですよね。

 

  

ちなみにこれも立ち読みしてしまった(立ち読みできる程度の情報量だったので)。

 

国民の修身

国民の修身

 

 

あれですね、御老人の思い出グッズとしてはいいのかもしれない。

でも、今の時代にこれを学んでもきっと何も得るものはないだろうなと。

全編が古い儒学的精神に彩られているというか。これこそ、戦後の日本が全力で否定しようとしてきたものですよね。

権力者にとって扱いやすい奴隷を育てるためには良い教科書かもしれませんが…。

 

復古して世の中が良くなるのであればすればいいと思うのですよ。

でも、こんな気持ち的なところだけ復古してどうすんだよと思いますし、自分の心の持ちようで世界を良くできるっていうのは陽明学的なのかもしれないけど、まあ、宗教ですよね。理屈ではない(その意味では右翼にだけ当てはまる批判ではないですが…)。

中国なんかはかなり合理主義にシフトしてるんだから、そこで勝負しないといけない。今更、懐かしグッズではなくて本気でこんな「修身」なんてやってたら、それこそ時代に取り残されて、北朝鮮と変わらないレベルの国になるでしょうね。