1993年にタイトーが発売した正統派RPG、『エストポリス伝記』。
3DSで相当改悪されたということで(買ったけど途中で売ってしまった)、名作と名高いオリジナル版の、まずはⅠを購入してみました。
冒頭からけっこう面白いですね。
あと、90年代前半のOVAアニメとかにありそうな、これまた正統派のラブコメ要素。王道かつ、ニヤニヤしてしまうような展開が続きます。
主人公は、長年平和すぎてたるみきった自国の騎士団にイライラする少年(騎士団員)。
最初は、騎士団の任務ではなく、魔物に滅ぼされたと言われる隣接した王国(王国と言ってもいわゆる中世の領邦のような感じですが)に独自調査に行く、という始まりです。
こういうあたり細かいですがファンタジーなりのリアル感でいいですね。
「○○王国が滅ぼされた!」って言ってもまずは真偽の確認からというところが。
いいかげんな設定のRPGだと、ファンタジー世界のくせにテレビかスマホでもあるんですかってくらいに情報伝達が速いときがありますからね(まあ、何か精霊の言葉とか適当に理屈はつけているのがほとんどですけど)。