みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

あいたくて… your smiles in your heart

時間のある夏休みくらいしかこういうの書けないので書いてみます。コミケの季節ですし(行ってないけど)。

今回紹介するのはこちら。「あいたくて… your smiles in your heart」。

ときメモ」のコナミが、2000年に発売した、同系統のゲームです。

 

あいたくてyour smiles in myheart

あいたくてyour smiles in myheart

 

 

まあ、普通に言えば「ときメモ1.5」とか「裏ときメモ」的な。

悪く言えば「ギャルゲー界のアンリミテッド・サガ」みたいなものですかね。それが言い過ぎならサガフロ2か。つまり全然万人向けではない。

 

 

まず絵柄が独特すぎる。90年代ドット絵に郷愁を覚える人じゃないと受け付けないかもしれない。

そして、とにかく難しい。持ってるけどまだクリアしてない…。

この手のゲームは、「ときメモ」もそうですが大体ゲームごとに決まった攻略パターンがありますよね。1年目2年目は登場キャラを最小限に抑えつつパラメータ上げして3年目で勝負、とか。

 

このゲームはそうではない。

まず異彩を放つのが「精神値」のパラメータ。運動や遊びの成功で上がり、逆に勉強や休養で下がります。精神値が高い=精神が強い、だから、どんどん上げればいいのかな?と思いきや、そうではない。上がり過ぎると「ハイテンション」という状態になり、テンション低めなヒロイン勢からは避けられてしまいます(イベントが発生しなくなる)。じゃあ下げようかと言うことで下げてみると、今度は「ブルー」という状態になり、テンション高めなヒロイン勢とは仲良くなれない。

なるべく中庸の「普通」を保つ必要がありますが、これが難しい。

 

ここでさらにアイテムが登場します。これは他のゲームにもありますが、アイテムは主人公の装備品や使用品としても使えますし、またヒロインへのプレゼントにも使えます。これが本当に異色。

例えば「ヒーリングCD」は主人公が「装備」すれば体力値を上げて精神値を下げます(気を鎮めるってことですかね)。とても良い装備品なのですが、プレゼントにも使えます。プレゼントしてしまうと装備欄からはなくなってしまうので、新たに買わないといけなくなります。

ちなみに装備欄は8つ。

主人公をハイテンションな運動野郎にしたければ、「金属バット」「ダンベル」等の用品を買い込んで装備させることになり、いかにもなガリ勉にしたければ「数学の参考書」「百科事典」等を買い込んで装備させることになります。

でもそんな極端な装備にするとクリアの妨げになるので、例えばガリ勉に傾きすぎたかな?と言う時には運動と礼儀がアップする「竹刀」を装備させてバランスをとったりします。

この感覚は「秘宝伝説Sa・Ga2」のメカに近いかな…。グングニルのヤリを消費することもできるけど大抵の人はメカに装備させたんじゃないですかね。「ちから」上がるし。あとは「ネコのツメ」で素早さ補完、とか。

 

Sa・Ga(サガ)2秘宝伝説〈基礎データ編〉
 

 

資金の使い方、アイテムの組み合わせで取りうる選択肢の組み合わせが沢山あるわけです。こうなると攻略パターンが見えづらくなる。

それに拍車をかけるのが半強制のオートセーブ。いったんセーブしておいて失敗したらやり直し、なんてことはほとんどできません。ただでさえ長いロードと頻繁なディスク入れ替えなので、やり直す気自体が起きないのですが。

だから後戻りできない感がすごいし、「今の方針でいいのか?アイテム装備変えるか、このままでいくか…。変えるにしても金がないし…」とか長考してしまったりします。もちろん精神値の上下も横目に見つつですね。 

「そこまで考えなくてもクリアできるんじゃない?」と思うかもしれませんが、攻略情報を見たところ、このゲームはそんな甘くないです。ゲーム開始当初からクリアまでの道筋をある程度決めてないと無理。

ロマンシングサ・ガ2やサ・ガフロンティア2遊んでた時のそれに近いですね。