ごくたまにですが、一人カラオケこっそり行ってるのが何年か前に職場バレしてるのではずかしいわけですが、まあ、今でもやっぱり、時々は行きます。
何で行くかですが、まあ、一つは練習、というか下準備ですね。
何の下準備かっていうと、職場の付き合いでカラオケ行ったときの、です。社会人になるとそういう機会は多いのです(今さら)。
普段はブログでえらそうな音楽批評なんてしてますけど、何だかんだでプロはやっぱりすごいわけです。トランプのカードでいえばほぼ全種類のカード(歌い方)を持ってるのがプロの歌手で、ハートの3しか持ってませんとか、ダイヤの8とスペードの2はありますけど、それ以外はありませんというのが一般人。
だから、天然でよほど上手い人以外は同じ経験あると思うんですけど、自分では「この歌好きだなー」と思って何回も聴いて覚えていても、実際にカラオケで歌ってみると全然歌えないってことはよくあるんですね。
その歌手の、その歌での歌い方に、自分の声質や声域、歌い方が合ってないんですね。プロなら合わせられるけど、素人だから無理。
一人カラオケ行ったときに、とりあえず気になってる歌は新旧問わず、まず歌ってみるわけです。
それで、全然だめだなと思ったら演奏中止。
いろいろ歌ってみる中で曲を4ランク別くらいに分けていく。
Aランク 大体、安定した声、安定した音程で歌える
Bランク 通しで歌えるけど、一部高すぎたり低すぎたりしてちょっと冒険(ただし、お酒で喉がかすれてるときはB→C)
Cランク ほとんど合わなくてなかなか歌いきれない
Dランク 無理
で、職場でカラオケとか行った時に(特に偉い人がいるときとかに)歌うのは大体自分の中ではAの曲です。特に1巡目は。
中盤から終盤、そんなにみんなお互いの歌唱を聴かないでおしゃべりモードに入ってることありますけど、その時はBもいいかなと。
もうちょい気心知れた同士で行ったときにはA~Cまでどれでも。
自分ではすごく好きな曲なのにCやDに位置付けざるを得ないことがあるのは寂しいですが、反面、そんなに好きでもないし普段聴いていない歌手の有名曲をちょろっと歌ってみると、意外とその歌に限っては自分に合っていて歌えることもあるので、そういうのは面白いですね。
もう一つは単純に歌うの割と好きなので(前に書いたかもしれませんが、小学校の時にも市内の学校合同の合唱会に志願して行ったりしてました)。
特にマイナーすぎる曲とか、あまり皆で行ったときには歌いませんので。
スピッツ「ナナへの気持ち」とかね。
あれはシンプルな歌のようで、実はすごい難しい歌だなと思います(歌える人はすごい)。
カラオケとしては、最初のずっと低音で抑え続ける部分が無理で(抑揚が付かない分、逆に、声の不安定さをごまかせない)、サビの盛り上げの高音も無理でD(歌えない)ですが、高校生の時分から好きな曲です。