「ブシドーブレード弐」はやり込みましたけど、元祖「ブシドーブレード」は、実はそんなに遊んだことはなかった。
ストーリーモードで真のエンディングを見る条件が異常に厳しいんですよね。
①敵を4人倒すまでに抜け道の井戸(道を先に進み、風の強い高台の先にある工事中の場所)に飛び込むところまでたどり着く
②無傷でクリア(単なる落下・転倒はセーフだが、刀傷は小さくてもアウト)
①はそんなに難しくないのですが②が鬼のような条件です。
でも、ネットの攻略記事を手掛かりに何とか全キャラで真エンディング見ました。
このゲーム、(攻略サイト等で知りましたが)CPUのアルゴリズムが予想外に簡単な箇所があります。
何かというと「大きく距離を開けると、うろうろした後、正面からダッシュしてくる」です。
もちろん、ダッシュしてきた後に技を繰り出してきたりはするのですが、ダッシュで向かってくる途中は無防備です。この無防備な(攻撃に切り替わる直前の)瞬間を、射程の長い攻撃で捉えれば大体勝てます。
これを知ってからは簡単でした。以下、キャラごとに攻略。
簡単な順です。
御門
最も簡単。なぎなたの中段構えから→〇〇〇で出る「ハイ、ハイ、ヤー」の三連突きで楽勝です。正直、相手のダッシュを待たなくても、この技だけでゴリ押しできるくらい強い。
風閂
2番目に簡単。騎士道ソード(ブロードソード)の下段構えから→△で出る踏み込み斬りでほぼ確実に勝てます。出も早い。
黒蓮
ちょっと難しいです。風閂と同じく騎士道ソードの戦法で大体勝てますが、力がやや劣る分だけ出が遅いです。タイミングをつかめば勝てますが。
空蝉
これもちょっと難しい。野太刀の中段構えから〇で出る単純な払い斬りで大体勝てますが、振りが遅いのでタイミングに苦労します。
辰巳
やや難しい。打刀の下段構えから〇〇で出る胴払い二連斬り(通常プレイでも強い)で勝てますがリーチが短いので空蝉よりもタイミングに苦労します。
蛍火
一番難しいと思います。セイヨーツルギ(軽量片手剣)の下段構え(ニンジャスタイル)から△△で出る縦斬り二連は、技の出が速いので主力になりますが、縦斬りなので軸合わせが必要になります。タイミングも難しい。
でも、そんなこんなで、ついにハンザキ(通常のラスボス)まで無傷でクリア。
真の敵と対峙します。
これを倒せば真エンディング。上の①②さえ満たしていれば負けてコンティニューしても大丈夫です。
背景の向こうでチラチラしてる光は、街の夜景です。
ブシドーブレードは、設定上、現代の広島県の呉から江田島のあたりを舞台にしているようです。だから、たぶん呉市街ですかね。
なぜそんな文明に近いところで刀を持って斬りあっているのかは謎ですが。
敵の斬撃を側転で、間一髪かわす蛍火。
蛍火はロシアのKのつく特殊部隊出身という設定で、セイヨーツルギとの組み合わせでニンジャの技が使えます。御門はなぎなた、風閂は金槌、という得意武器が設定されているのが面白いところですね。
さすがに真のボスともなると防御も堅い。作中明確にはされませんが、真のボスはたぶん壇ノ浦で散った平家の怨霊です。主人公たちが属する鳴鏡心当流は、源氏に寝返った一族の末裔が運営する神社の勢力なのです。
そして決着の時。
下段構えからの縦二連斬り、不意の一撃目で勝負はついていますが、もう一回背中を向けてから…。
二連撃でゲームクリア。
こんな感じで、あまり腕前に自信がなくとも練習すれば何とか真のエンディングを見られますので、難しさゆえ(?)手が出ない人も是非。
ゲームアーカイブスで600円くらいでダウンロードできます。
おまけとして、蛍火と並ぶヒロイン、御門 対 真のボス。
御門は、「デッド・オア・アライブ」の「かすみ」にも引けを取らない初代プレステ時代のお色気(死語?)衣装のキャラだと思うんですけどね。黒のビキニアーマー(?)にピンクのヒラヒラ服&タイツっていう組み合わせがすごい。あまり有名ではないけど。
ちなみに上にも書いた通り、なぎなた装備でリーチは長く隙は少ない、作中最強に近いキャラになります。