中学時代に進めたところを超えて、けっこう終盤戦まで来た気がする。
ゲームバランスは相変わらずイマイチ(ボス戦は防御強化アイテムを大量に買いそろえて重ね掛け必須)ですが、昔ながらのRPGの楽しさはありますね。
Amazonで酷評されてるほど悪いゲームじゃないと思えてきた。
前回記事
フィールドがとにかく広い。
次にどこ行ったらいいかの選択肢がかなり広いので、知らないうちにストーリー的には次の次くらいで来るエリアやダンジョンに踏み込んでしまったりします。
敵の強さで悟って、慌てて逃げかえるわけですが(時々は全滅…)。
でも、こういうのこそRPGでいう押しつけ的ではない冒険の楽しさですよね。
最近のゲームみたいに「ここはまだ早い」とか親切に教えてくれないので、何となくうろうろして敵と遭遇、敵グラフィックとか、受けるダメージ量からして明らかな場違い感を悟るという(笑)。
ストーリーは相当薄味ですが、でも六魔将のうち4名(?)は撃破しました。
六魔将はそれぞれ人間の悪い心を象徴していて、倒すとその悪い心が世界に蔓延していたのが封印されていくわけですね(ちょっとペルソナ5っぽいかも)。
「虚栄」のゴーリア、「不信」のギータ―、「裏切り」のバディッシュ・ラディッシュ、「欲望」のガッシュ、までは倒しました。
バディッシュ・ラディッシュのところは申し訳程度ですがストーリーがちょっと捻ってあって、とある小さな村の出身なんですね。
その小さな村からすれば、六魔将にまで出世したバディッシュ・ラディッシュを倒すなんて冗談じゃないわけです。
主人公たちがバディッシュ・ラディッシュの敵だと知った村人たちは、傭兵を雇って主人公たちを暗殺しようとします。
なかなかアグレッシブな村人たちです。
そして、たかが無名の傭兵(敵の名前も「ようへい」×2)が、六魔将で2番目に倒したギータ―より明らかに強いのはどういうことなのか…、と思いつつ倒すのですが、傭兵を倒しても村の人の態度は硬いまま。
しぶしぶ道を開けてくれるのですが、「お前なんかバディッシュ・ラディッシュに倒されてしまえ」的なイヤな捨て台詞まで聞かされます。
でも、そんな村でも買い物はできる。宿にも普通に泊まれる。
当初「この村で宿屋とか使ったら闇討ちされそうだけど…」とか警戒してたのですが、そんな高度なシナリオ・プログラムはしていないようで、宿屋は宿屋、しっかり泊まれます。
今のゲームなら絶対宿屋に泊まれないイベント処理とかしますよね。
変なところであっさり風なのが昔のゲームならでは、ですね。