元はPCエンジン末期のドラクエ風RPGだったと思いますが、SFC時代後期に移植されていた「天使の詩」。
愛と優しさをテーマにしたストーリーということで当時のゲーム雑誌で何度か目にしたことがあったので、購入してみました。
ゲーム開始。
最初は届け物とかの簡単なお使いから始まる、本当に普通のRPGです。
ゲームバランスはかなり易しい。適当に戦っててもまず負けません。
この前に遊んだ「デュアルオーブ」の難度に慣れてしまったせいかもしれませんが…、ゲームデザインにも愛と優しさがあるということなんだろうか。
ストーリーはたしかに堂々とラブストーリーしてます。
設定は剣と魔法、純度100%のファンタジー世界ですが、登場人物がけっこう現代的というか、しゃべり方が「ときめきメモリアル」とかのPS初期の恋愛ゲームみたいな感じがする。
特に主人公が使命を背負った勇者や熱血冒険者じゃなくて優柔不断で気弱なところもある普通の少年というあたり(当時のRPGとしては会話シーンが多めです)。
何となく、やりたかったのはこういうストーリーだけど、ときメモ的なゲームが出てくる前で十分ノウハウがない時代だからドラクエ的なRPGに落とし込んだような感じなのかなとも少し思います。これはこれで。
街やキャラクターのグラフィックも全体的に綺麗で、割と面白そうです。
旅の記録(セーブ)をしてくれるお姉さん。
正直、正統派ヒロインすぎる(木陰で動物達と語らっているところで主人公と出会うとか、王道ですね)メインヒロインよりもかわいいと思います。