みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

あぶない叔父さん

タイトルどおりとは恐れ入った、な一作。

探偵役の人格レベルがほぼゼロという点で同著者の「神様ゲーム」にも似た雰囲気のある推理短編集です。

 

あぶない叔父さん (新潮文庫)

あぶない叔父さん (新潮文庫)

 

 

表紙の叔父さんは探偵役で、主要登場人物の多くは高校生です。

霧につつまれた(たぶん日本海側の)寂れた町、そこで展開される青春推理小説…というと持ち上げすぎかもしれませんが。

何か最後の短編がいろいろな意味ですっきりしないのですが、続編構想があるのかな?

期待したいです。