みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

マグナブラバン ~遍歴の勇者

暑くなってきました。

積んでいたゲームを着々と攻略しています。

 

最近クリアしたのが『マグナブラバン ~遍歴の勇者』。

1994年、スーパーファミコン時代のマイナーRPGです。

 

マグナブラバン 遍歴の勇者

マグナブラバン 遍歴の勇者

 

 

コメディ風なストーリーが良いという前評判だったので遊んでみました。

中世ヨーロッパ風の世界観ですが、たしかにギャグ多め。

騎士を志すも、弱すぎて武術大会に出場できなかった落ちこぼれ少年が主人公。

しかし、武術大会の会場が魔王軍に襲撃されたためにかえって生き残ってしまい、途方に暮れる王様から「仕方なく」騎士として任命され、同じく生き残った落ちこぼれ戦士と落ちこぼれ魔法使いを引き連れ、旅立つことになります。

 

緩い雰囲気のゲームですが、ゲームバランスは案外きつい(笑)。

しっかり経験値とお金を稼いで、その進行度で買える最高の武器防具を揃えなければ、先に進むのは容易ではありません。

ただ、しっかり強化して回復アイテムも大量に用意すれば攻略は難しくないので、拠点の周りをうろうろして地道に鍛えるのが苦にならなければいいかもしれない。

 

戦闘システムはラグビーか何かのように敵味方がフィールド中央で(味方が3人なら敵も3体前後、数が大体同数になるようになっています)ぶつかり合う、オートバトルです。

こちらが強ければガシガシ押し込んでいけるので爽快ですが、互角レベルの相手だと大体は魔法使い系の、特に端っこにいるメンバーが常に押し込まれがちなので、そこは若干難があるかもしれない。

結局、物理攻撃で敵を画面端に追い詰めて連続攻撃を食らわせるのが一番強く(終盤のボス戦はほぼこれ)、戦略性は少し落ちるかもしれません。

 

これから遊ぶ人にはネタバレになるので読まないほうがいい(あるいは忘れてから遊ぶほうがいい)かもしれませんが、最終パーティーはある程度自由に選べます。

私の場合は主人公、戦士、女戦士、異国の闘士(モンク)、勇者(魔法戦士)、という物理攻撃主体の5人でした。それが一番強かったので。

 

全体的に遊びやすさ、分かりやすさ重視で作られており、ひねったセリフや、あっと驚くような展開はないですが、温かみのある、ハートフルなRPGです。