みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

出雲伝説7/8の殺人

他の人と比べてそんなに忙しいってわけではないんだろうと思いつつも、先々週と先週は、土日の休みがあんまりない上に日付変わる近くまで残ることが多くて、文字通り仕事漬けというか割と燃え尽き気味でした。

普通だと日曜の夜は割と気合入ってるのですが、今日に関しては月曜日が来るのが非常に憂鬱です。まー無理せずやっていくかと。

 

そんな気怠い前置きですが、現実逃避に(?)電子書籍で読破したのがこれ。

 

島田荘司先生の、刑事・吉敷竹史シリーズの第2作『出雲伝説7/8の殺人』です。

吉敷竹史シリーズは初めて読みました。

「名探偵・御手洗潔」ではないので、警察小説っぽさがあります。

 

 

1984年の鉄道ミステリ作品ですが、スマホどころか携帯電話の影も見えない時代です。

DNA鑑定とかも普及してなかったのかなと思わせる記述もあり。

トリックは後の作品で同じような着想の有名作品があったので(某漫画にも)、半分くらいはわかりましたし、途中の展開が強引すぎると思いましたが(今だったら違法捜査で炎上しそう?)、雰囲気は旅情と昭和の香りが相まって良い感じでした。

旅した気分にはなれますね。

リアルでも旅したいですけど。

 

眞子様と小室圭さんについて

まあ渡米がいいんじゃないですかねー…。

アメリカに渡って幸せになれるかどうかは分かりませんが、日本にいたら、仮に一般住宅にいても撮られたり晒されたりして大変だろうから。

 

やっぱり、日本の皇室制度…というより、皇室報道の在り方の限界が来てると思いますね。

何か、御入学とか御結婚とか、とにかく節目の度に人前に出て笑顔のあいさつをして、いかにも理想の家族です、みたいなお仕着せをして、「国民」みんなで「おめでとうございます」って言うわけですよね(前にも書きましたが、それは結局ものすごく宗教的なしきたりだと思います)。

 

小室圭さんは、良い人かどうか知りませんけど(たぶん極端に良くも悪くもない普通の青年だと思います)、その理想にはかなわないから、皇室大好きな「国民」が「これじゃ祝福する気になれない!」って言ってるわけですよね。まあ一時金は受け取らないとはいえ、警護には多額の税金がかかるだろうし。

 

たぶん、もう皇室報道とか辞めたほうが良いと思うんですよね。

日本一プライバシーの無い一家になっている…というか、海外の王室もメーガン妃問題とかでグダグダになってますし。

このネット社会において、皇室や王室って言うのはもはやその神秘性を保ちえないのだろうと思います。アイドルもそうですけどね。

 

だったら、もう報道しなきゃいいし、いちいちお披露目しなきゃいいと思うわけです。

皇室に御子がお生まれになったと、でもどんな名前なのか、どんな顔立ちをしているのか、誰もわからない。成人して天皇になった時に初めて国民が天皇の顔を知る、くらいでも良いと思います。

 

そして、若いうちは自由に生活させたほうが社会勉強にもなるし、いいのかなあと。

どっかの沿線の普通のアパートに独居してる大学生が、実は皇太子だった(アパートの住人達も全員SPだった)、みたいな。

何かのラノベみたいな設定ですけど。

そうやって、だんだん切り替えて行くべき時代じゃないかなと思いますね。

 

Sa・Ga3 時空の覇者(Sa・Gaコレクション)

スマホで、ゲームボーイのSa・Gaシリーズがほぼそのままで遊べる「Sa・Gaコレクション」が配信されていたので、早速購入してみました。

ゲームボーイ版も持ってはいますが、さすがに1989~1991年発売のゲームなので、30年も経過すると内部のバックアップ電池に不安がありますのでね。

 

最初に遊び始めたのは『Sa・Ga3 時空の覇者』。

ゲームボーイ版3部作の中では唯一、スクウェア大阪の開発となった異色作です。

当時、ゲームボーイ最高傑作とも言われる『Sa・Ga2 秘宝伝説』の開発に携わったスタッフはスーパーファミコンの『ロマンシングサ・ガ』の開発に回ってしまっていたので、ゲームボーイ3部作のトリを飾る作品は、なぜか1・2とはタイトルだけ共通する別物になってしまったわけですね。

 

賛否は分かれるところですが、概ね、RPGとしては普通に面白いと言われてますし、私自身も小~中学校時代ころに何度もクリアしました。前2作と異なり武器の使用回数制限もなく、そんなにシビアじゃないので、まったり遊ぶには良いのです。

 

この攻略本も懐かしい。

 

さて、スマホ版を遊んでみると、操作性はゲームボーイよりも少し落ちますが、当時そのままで遊びやすい。

ただし、ポリティカル・コレクトやジェンダーに配慮したのか、特に名称にはいろいろな修正が施されてます。

まず最初に気づくのは、ほうきを持った魔女みたいな敵キャラが

「ジプシー」→「スイーパー」(掃除人)

に変わってました(笑)。

あと、これも敵キャラで

「かんごふ」→「かんごし」

になってました。そうですね、今「看護婦さん」って言わないですからね。

 

まあ不謹慎だけど、個人的にはゲームもさることながら、こういう修正部分を探して歩くのも面白い(ネズミ型の敵キャラ「ミッ〇ー」が改名されているのかどうか、既に楽しみです)。

 

上にも書いてますが、3部作の中では一番簡単です。ドラクエ感覚で地道に戦って強化していれば楽勝のゲーム。中盤に差し掛かるあたりのボスで1体、非常に強いのがいますが、それを乗り越えればあまり苦労しないと思います。

未プレイの方も是非。