クリアしました、テイチクの1994年スーパーファミコンソフト『ザ・ラストバトル』。
いやー…、終盤は、ク〇ゲーではないですけど、作りかけ感はすごかった。
一番大事なはずの攻城戦が、まさかのコピペダンジョン。
ラストダンジョンも、間違った道を選ぶとループするっていう仕様の、それでもコピペダンジョン。
登場する敵の種類は3~4種類のみ。
主人公の隠された設定が明かされるけど、何か適当。
最初に付ける二つ名(フェナムン)も何か活躍の機会がないまま、ラスボス前で唐突に仲間が自分のフェナムンを名乗って終了。
そしてエンディングでは主人公とヒロインが放浪の旅に出たことがうかがえるわけですが、なぜ旅に出たのか等、一切不明。
前回記事
ザ・ラストバトル その3 - みちのく砂丘Ⅱ
何かこう…。
前半の期待感を裏切らない後半にしてほしかったんだけど、開発期間か予算のいずれかが不足していたんだろうなと思います。
後半は急に自由度が高まるのですが、実際には、たぶんストーリー性豊かな展開を持たせようとしつつ、結局イベント作ってる暇がなかったんだろうなと思わせるところがあります。
特にクロケットの村とかノルドリグの村とかはひどかった。存在意義皆無でしたからね。
ただ、前半はちょぼちょぼ戦っていたのが、後半はいきなり敵の強いダンジョンに行くことができて、急に強い武器が手に入り始める&お金も余り始めるので、終盤のメインストーリーは楽勝でした。
鍛えてれば全戦力押しで行けるので、爽快感はありました。
ラストダンジョンより強い敵が出るダンジョンにも挑戦できるのですが、そこで手に入る武器防具は超・強力なので、1フロアごとに、どこまで行けるかってドキドキ感があって、それも良かったですね。
ちょっと写真が斜めになってますが、タイトル画面。
駄作ではないので、歯ごたえのあるRPGを楽しみたい人にはいいかもしれません。