みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

書籍

コロナウイルス禍 その77(相関関係と因果関係)

コロナ減少してますね。 ワクチンの効き目があるせいもあると思いますけど、もう一つ単純な相関関係として、激増してたのはオリンピックの開催時期とその後、なんですよね。 これはどっかの都知事みたいに因果関係のエビデンス(証拠)があるかって言われる…

ブルガリアの歴史

前の記事にも書いたようにお盆はあまり休めていないのですが、悠久の歴史に浸ってリラックスできないかなとか思って、序盤だけ読みました。 けっこう長い間、積んでしまってたので。 ブルガリアの歴史 (ケンブリッジ版世界各国史) 作者:R.J. クランプトン 創…

『金融の世界史』&『歴史学入門』

とりあえずざっと読んでみた『金融の世界史 バブルと戦争と株式市場』。 学術書っぽい題名ですが、株式コンサル的なお仕事の方が書いているので、前半(近代まで)は、どっちかというと、何かのビジネス的な講演会や飲み会とかで知識を披露して得意がるのに…

ハックルベリー・フィンの冒険(上巻)

ジュンク堂仙台店での買い納めは『トム・ソーヤーの冒険』と『ハックルベリー・フィンの冒険』にしました。まあ、専門書とかもありかなと思ったけど、最後にこういう無邪気な冒険譚ってのもいいかなと思ったので。 ハックルベリー・フィンの冒険(上) (光文…

『失敗の本質』&タツノコアニメ「ミッドウェイ海戦」

最近また再読してます、『失敗の本質』。やっぱり読み応えありますね。 いろんな意味で今の日本の状況に似てるような。 失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) 作者:良一, 戸部,寺本 義也,鎌田 伸一,杉之尾 孝生,村井 友秀,野中 郁次郎 中央公論新社 A…

失われた時を求めて(抄訳版) その3

抄訳版『失われた時を求めて』も、ようやく3/3巻目に差し掛かりました。 実際の長さは文庫本にして全14巻(岩波文庫)なので、大部分が省略されてるはずですが、それでも長いですね。 抄訳版 失われた時を求めて 3 (集英社文庫) 作者:マルセル・プルース…

失われた時を求めて(抄訳版) その2

2年くらい前に抄訳版を読み始めてるみたいなことを書きましたが、まだ抄訳版すら読破できてません。 抄訳版も3分冊なので、つまみ食い的に後の巻から読んだりしています。 抄訳版 失われた時を求めて 2 (集英社文庫) 作者:マルセル・プルースト 発売日: 20…

戦争と平和(トルストイ)

ごくたまには真面目なものでも読むかということで、ちょこっとだけ読み始めてます。 ロシア文学の超有名な古典。 戦争と平和〈2〉 (岩波文庫) 作者:トルストイ 発売日: 2006/02/16 メディア: 文庫 第1巻から読み始めましたけど、プルースト『失われた時を求…

刑法総論講義&刑法各論講義(松宮孝明教授) 

日本学術会議からなぜか外された松宮孝明教授の『刑法総論講義』と『刑法各論講義』、買ってみました。 刑法総論講義 第5版補訂版 作者:松宮 孝明 発売日: 2018/08/13 メディア: 単行本 刑法各論講義 第5版 作者:松宮 孝明 発売日: 2018/08/13 メディア: 単…

銀河英雄伝説・つるピカハゲ丸・虞美人草

銀河英雄伝説は見たことないんですが(ラインハルトとヤンしか知らない)、社会学者の炎上の件は難しいなあと思いました。 炎上させる理由はないとは思うんですよ。 でも、ツィッター見てると社会学者の言い方もちょっと自分の持ってる権威に無頓着すぎる、…

新鮮高等地図

コロナ自粛の中でちょっと懐かしいものを読んでみたくなって、少し前に買ってました。 地理の授業で使われる「地図帳」です。 地理がある日はこれも学校にもっていかないといけなくて大変だった遠い記憶が。 全体的に副読本系は忘れがちでしたね。なくても何…

二・二六事件の幻影 戦後大衆文化とファシズムへの欲望

二・二六事件が「戦後」どう描かれたか、タイトルにもあるように戦後大衆文化、特に映画を中心にして論じた書籍です。 数年前に購入してたんですが、けっこう積んでたのと、読んでみるとけっこう難しいなということでブック〇フに売却してしまったわけですが…

反教育論 猿の思考から超猿の思考へ

法政大学の過去問で部分的に読んでちょっと面白かったので買って読んでみましたが…。 全体を読むと、意外とイマイチでしたね。 反教育論 猿の思考から超猿の思考へ (講談社現代新書) 作者:泉谷 閑示 発売日: 2013/02/15 メディア: 新書 タイトルには「論」っ…

ゼミナール現代日本政治(再読)

この書籍は、2011年の震災から間もない時期の出版でした。 民主党政権の運営に関して、なぜグダグダになっていったのか、感情を交えず冷静に批判的に考察しています。 最近になって再読してみましたが、10年前くらいの日本政治の情勢が、懐かしさ交じりで良…

自由からの逃走

エーリッヒ・フロムの『自由からの逃走』。 コロナウイルス禍の今に響く、貴重な示唆をしている本です。 表紙もキレイだし(関係ない)。 自由からの逃走 新版 作者:エーリッヒ・フロム 発売日: 1952/01/01 メディア: 単行本 フロムがこの本で(たぶん)言い…

スタートライン債権法

私の大学時代にはまだ第2版くらいだった記憶ですが、今年の3月23日、第7版が発売されたようです、『スタートライン債権法』。 いわゆる「実況中継」シリーズのような感じで、平易な語り口調で債権法を解説しています。 スタートライン債権法 第7版 作者:池…

ダブリンの市民

20世紀アイルランドの作家、ジョイスの『ダブリンの市民』。 岩波文庫のほうは2004年の結城英雄氏の訳で、新潮文庫『ダブリナーズ』は2009年の柳瀬尚紀氏の訳です。 原題が Dubliners (ダブリンの人々)なので、どっちも同じ意味ですね。 ダブリンの市民 (…

会社は倒産体質(新書)

この『会社は倒産体質』という新書も、何となく2009年に買ったまま積んでました。 それで、本を整理してたら見つかったので、読んでみました。 会社は倒産体質――倒産リスクとの戦い方 (角川oneテーマ21) 作者:木下 晃伸 出版社/メーカー: 角川書店(角川グル…

ユリシーズ 第14章 太陽神の牛

アイルランドの作家、ジョイスの『ユリシーズ』の中でも最も難解と言われる章の一つ、第14章「太陽神の牛」。 今のところ市販の本で和訳が読めるのは丸谷才一氏の訳だけです。 ユリシーズ 3 (集英社文庫ヘリテージシリーズ) 作者: ジェイムズ・ジョイス,丸谷…

第二次世界大戦ヒトラーの戦い(6)モスクワ・冬

1冊100円で買ったのをしばらく積んでありましたが、寒い季節になったので読み始めました。 (本書249頁の引用) 「将軍、ここで後退を許したら、ポーランド国境まで退却することになる。貴下も私も、前大戦では、フランダース戦場で頑張った。あの時の気持…

平成金融史

これは面白かったです、西野智彦『平成金融史』。 著者は時事通信の編集局、TBSの政治経済関係の報道局を務めた人だそうです。 平成金融史-バブル崩壊からアベノミクスまで (中公新書) 作者: 西野智彦 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2019/04/19 メ…

戦後経済史(野口悠紀雄)

野口悠紀雄氏と言えば90年代に『「超」整理法』などで一世を風靡した学者にして元・大蔵省官僚ですが、著作を読んだことはありませんでした。 この『戦後経済史』が初めて。 戦後経済史 私たちはどこで間違えたのか (日経ビジネス人文庫) 作者: 野口悠紀雄 …

ニセ学生マニュアル 死闘編

浅羽通明氏が各大学の講義に潜り込んで、面白い講義を紹介する『ニセ学生マニュアル』の第3弾にして最終作、『ニセ学生マニュアル 死闘編』。 1990年10月発売です。 本作は、浅羽氏の著作(全部は読んでませんが)において、おそらくは、けっこう大きな転機…

なぜ倒産 平成倒産史編

昨年出版された『なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則』の続編、平成倒産史編です。 前作よりも前の時代、1990年代~2000年代が多いですね。 前回記事 なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則 - みちのく砂丘Ⅱ なぜ倒産 平成倒産史編 作者: 日経トップリーダ…

ラストバンカー(再読)

郵政民営化が悪いのではなく体質改善ができなかったから悪いというのは、たしかにそう思いますね…。改めてこれを読むと。 ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録 (講談社文庫) 作者: 西川善文 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/11/15 メディア: 文庫 この…

失われた時を求めて(抄訳版)

どっか(インターネットだったか宣伝文だったか)で「うまいこと言うなあ」と思ったんですけど、プルーストの『失われた時を求めて』はストーリーを知る(読破する)ものではなくて、体験するものだと。 抄訳版 失われた時を求めて 1 (集英社文庫) 作者: マ…

失われた時を求めて(フランスコミック版)

この超長大な作品を全て1冊のコミックにした作品もありますが、これは第1章だけを漫画にしたフランスのコミック版です。 和訳されて日本でも2016年に発売されました。 失われた時を求めて フランスコミック版 スワン家のほうへ 作者: マルセル・プルースト…

高野聖

高校時代は文学史で泉鏡花と言えば高野聖、というのだけは暗記していたのですが、実は読んだことなかった。 某図書館にあったカラーグラフィック版でようやく読みました。 明治の古典〈4〉高野聖・歌行燈―カラーグラフィック (1981年) 出版社/メーカー: 学習…

「君たちはどう生きるか」を読まない

昨年くらいに本屋で平積みで30年以上ぶりくらいにブームが来ていたようです、「君たちはどう生きるか」。 でも、まだ読んでないです。 君たちはどう生きるか (岩波文庫) 作者: 吉野源三郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1982/11/16 メディア: 文庫 購入…

宋と中央ユーラシア

ネットで「中華王朝の全盛期って『宋』だよな?」とかいうまとめサイトがあったので思わずみてしまいました。 こんなところにまで2ちゃんねるのノリが…。 中華王朝の全盛期って「宋」だよな?:哲学ニュースnwk 世界の歴史 (7) 宋と中央ユーラシア 作者: 伊原…