みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

幻想運河

大学時代に一度買ったけれども積みっぱなしだった、有栖川有栖の『幻想運河』。

 

幻想運河 (講談社ノベルス)

幻想運河 (講談社ノベルス)

 

 

古本屋で買って読んでみました。

当時の触れ込みは「裏ベストワン」ということでしたが…。

まー、そうですね、そこそこ面白かった。

でも何かトリックに必然性がない気がするんだなあ。

 

むしろ、雰囲気で楽しむ小説かもしれません。

オランダが舞台と言うことで登場人物がマリファナ愛好者揃いなのですが、トリップの描写がすごいですね。それゆえにあまりメジャーにはなり得ないかもしれない。