この先どうなっていくんでしょうねー。
予想もつかないけど。
憲法違反ではあると思うのですよ。
でも世論は憲法よりも現実を優先しますからね。
中国が頻繁に領海侵犯を繰り返していなければ、あるいは北朝鮮が断続的にミサイル実験を行っていなければ、安保法案は通らなかったかもしれない。実際、10年前なら通らなかったでしょうね。たぶん「必要あるの?」で終わりですよ。その意味では中国などの動きが安保法案をアシストしてしまったと思う。
だから国会前のデモに行くよりも、尖閣諸島に行って中国に対する抗議活動をやるほうが、もしそれをやれるとしたら効果的だったんでしょうね。
世間の人々がシールズに違和感を覚えたのはそこじゃないかな。何か外的要因とかいろいろあるのに全部無視して「安部政権を許さない」的な感じだったし。
古い言葉で言えばノンポリの姿をしているけど、結局かつてのシュプレヒコールがラップ調のお洒落気な歌に代わったりしただけで、本質的に昭和の安保闘争の時と何も変わってなかったから、実は目新しくはなかった。先祖返りでしたね。理念的な「良い子」の集まりって感じだったから、それは良いことではあるのかもしれないけど、世論を動かせるかと言うとどうかなと。