アメリカ大統領選、トランプ勝ったんですね。
朝の選挙速報見て、でも激戦州で落とすんでしょと思ったら勝ってるという。
株やってなくてよかった。
見てて面白い選挙戦だったので、そこら辺はさすがアメリカと思いました。
ブレグジットもそうだけど、アンチグローバルの波が来てるような気はします。
右傾化とも言えるのかもしれないけど、拡大と寛容が美徳とされる流れが行き過ぎたところがあって、文字通りの反動が来てるような。
どこかでも書きましたけど、こうやって振り子みたいに左右に振れながら時代が進んでいくんでしょうね。
ヒラリーの敗北はオバマ政権に対する失望が大きかったかもしれない。
最初の演説で Yes we can で盛り上がって平和賞も取ってブーム作ったけど、正直言って在任中にアメリカの国力が増したという感じはしなかったですからね。
オバマ政権下でも黒人の地位が劇的に改善されたという様子はなかったし、結局トップを黒人にしても女性にしても、それで一般国民の中の弱者・マイノリティがメリットを受けるってことではないのがわかってしまったのかなと。
オバマ大統領も超エリートですからね。弱者ではない。
ヒラリーも多分同じように見られたんじゃないかなあ…。
ヒラリーが大統領になればガラスの天井は破られるかもしれないけど、そもそもガラスの天井に関係なく過ごしてる一般の女性までハッピーになるわけじゃないという。
あとは、今よりも寛容ではなかったけど強かったアメリカに対するノスタルジー。
それが大きかったような気はします。