バブル経済崩壊を中心に昭和末期から平成初期を検証した検証本が流行ってるように思いますが、これはけっこう面白かった。
永野健二『バブル 日本迷走の原点』。
経済書と言うよりは、ルポ形式で、バブル経済に踊って(あるいは陰で操って?)消えていった人達の生き様を描く人物群像劇のような内容です。
バブル経済の頃も、それが崩壊していく頃も、小学生・中学生くらいでした。
ニュースで山一證券倒産で社長が謝罪しているのは見たけど、何を起こして謝罪しているのか、またそれがどんな影響があるのかなんてさっぱりわからなかった。
振り返って、こういう時代だったというのを見せてくれる本は良いと思います。