テレビとかでもやってるネタかもしれませんが、サマータイムは昭和23年(1948年)にもあったんですね。不評で、昭和26年に廃止されたようですが。
ブック〇フで購入したこの本で知りました。
たまに100円、200円でお宝な本があるのが良いですね。
この本の155ページに随筆家、高田保の「ブラリひょうたん」の一節が引用されています。
「時計の針を一時間進めて、出勤時刻をその分遅らせる。何のことやらわからない。なぜ簡明に出勤をその分早めるとしたのではいけぬのか。この疑問を常識だとすれば、サンマ―・タイムは非常識となるだろう。常識なら申合せでも済むが、非常識となると法律ででも強制するのでない限り守るものはいない。法の煩わしきは国滅ぶるの基と昔の人はいつたそうである(中略)…」
まあ70年前のご指摘ながら、ごもっともですね。
ちなみに「その」のところは今では多分変換できない漢字でした。
サンマ―・タイムって呼び方が昭和ですね。
今なら、サマタァイッ、っていう感じか(意味不明)。
こうやって見るとサマータイム推進派の人って実は懐古的なんでしょうね。
昭和の頃の失敗をもう一度…。
デジタル管理化された今ではそれをさらに大きな規模で…。
どっかの大病院のシステムが調整ミスでダウンしたら国が責任とるんでしょうか。
…ある意味ワクワクしますね。破滅願望あるわけじゃないけど。
まあ、馬鹿な政治家かそうでないかを見分けるリトマス試験紙にはなるかもしれません。