みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

沖縄知事選と携帯電話料金

まあ、翁長氏や、当選した玉城氏が良いかどうかってのはありますけど。

でも、あの与党推薦候補よりは少なくとも良かったとは思いますね。

 

ニュースで演説見たときに、菅官房長官の携帯電話料金下げます、的な演説に乗っかって、「菅さんが下げるって言ってくれてるんだから、これはやってもらいましょうよ!」的なこと言ってたんですよね。

 

まず、このセリフ、そもそも腰巾着感が半端ない。

知事って、政権と協力関係にあればそれに越したことないけど、地方自治の長なんだから、時には住民の民意を後ろ盾にして国に対してビッと言わないといけないこともあるでしょ?と思うわけです。時に沖縄では。

そこの知事に、こんな腰巾着野郎・提灯持ち野郎で大丈夫なんだろうか…と普通なら思いますよね。

 

あと、携帯電話料金の件は若者取り込みって言うけど、そもそもそれって沖縄の知事選で決める問題じゃないですよね。

片方は曲がりなりにも基地問題に主眼を置いてアピールしてるのに、片方は基地は置いといて携帯電話料金、では、論戦から逃げてる印象すらある。辺野古だと何がメリットなのか正面からぶつかっていくべきでしたね。

あと、携帯電話会社の経営戦略の問題だし、それ以上に携帯電話各社は外国の会社との戦いでもあるよね?一国で決める問題じゃないし、市場経済の問題だよね?いつからこの国はロシアになったの?もし不当に高いって言うなら公正取引委員会の案件であって、官房長官が出張る場所じゃないんじゃないの?あんた(候補者)は経済法の専門家?…等々、様々な疑問が出るわけです。

 

野党が弱いから気が緩んだんだろうけど、そりゃ負けますよね。