kindleでコミック版を一気読みしました。
ちょうど最近全5巻が完結したらしいので丁度良かった。
志水アキ氏のシリーズは本当絵が良いですね。
Amazonを見ると、ちょっと残念な出来なのは出版社のゴタゴタに巻き込まれた『絡新婦の理』だけのようです(リメイク希望…)。
今回は特にこの、本来は地味な原作が映画的になっているところが良い。坊主だらけの小説なのですが書き分けもきちんとしてます。
山中に出現する謎の振袖少女の醸し出す恐怖感も素晴らしいです(特に第2巻のシーンはゾッとした)。
いきなりコミック版から読むと、禅宗の歴史のところが少し退屈かもしれない。読み飛ばすとそれはそれで肝心のオチが半分しか理解できないので、先に小説版ざっと読みしてからのほうがいいかもしれません。