これも昨年読みました。
その前に出ている東芝不祥事の解説本ほどにはリアルタイムのものではないですが、歴史的な経過や歴代社長(特に西室氏・西田氏・佐々木氏)の人物像にも詳しく迫ったドキュメンタリー形式になっています。
取引信用度に与えた影響の大きさで言えばゴー〇(そろそろ勾留期限ですがリークも出なくなったし、どうなんでしょうか)にもひけをとらないというか、遥かに超えてる気もするんですが、どうなんでしょうね。
誰か学者(丸山眞男だったか『失敗の本質』のどこかだったか)が書いてたことですけど、日本人は私利私欲のためじゃなければ、つまり動機さえ正しければ結果が思い切り間違ってても免責してしまう傾向があるってのがありましたけど、そんな感じですかね。
ひどい粉飾は粉飾なんだけど。