これぞ真の「隠れた名作」と言われる、ファミコンの「ミネルバトンサーガ」。
1987年タイトーから発売されたRPGです。
バッテリーバックアップですが、念のためドラクエⅢ式にファミコンのリセットボタン押しながら電源切ってます(今のところデータは消えてない)。
今まで遊んだことはなかったのですが、冒頭のとおり「隠れた名作」と名高いゲームだったので、どんなものかと思い、中古ショップで買ってきました。1000円くらいで。
後の「シルヴァ・サーガ」「シルヴァ・サーガ2」に連なる3部作の第1作ということで、シリーズ共通、独特の傭兵システムが導入されています。
難しいものではなく、任せておけばオートで敵と戦ってくれるってことですね。回復してあげる必要がないのでラクです。
ゲームバランスはなかなか良い。
時々、そのレベルで行ってはいけない場所に踏み入ってしまって瞬殺されたりするのはファミコンRPGならではのご愛敬ですが、それを除けば主人公や傭兵の成長は早く、武器防具や回復アイテムも全体的に安いので、この時代のゲームにしては、かなり快適に遊べます。
特に傭兵達が敵を勝手にゲシゲシと倒していってくれるのは心地よい。
情報面では少しだけ攻略サイトに頼らないと次に何をすればいいのかわからないことはあったけど、8割がた街の人から得る情報で何とかなります。
あと、すごいなと思うのが、ちゃんと冒険してる感じがあることです。
グラフィックはファミコン時代なので限界がありますが、ダンジョンがかなり広いので、この先に何があるんだろうか(強力なアイテム?ストーリー進行に必要なアイテム?それとも経験値を多くくれる中ボス?)という感じのワクワク感があります。
後半になると、一回の探索では探索しきらないこともあるのですが、それもまた楽しいですね。