1年ぶりに遊び直してみました、1994年のスーパーファミコンの格闘アクション『ワールドヒーローズ2』。
前回記事
前回記事で、ジャンヌが弱体化と書きましたが本当に弱くなってます。
もともとジャンヌはストⅡでいうところの「ガイル」系で、飛び道具の「オーラバード」と無敵+対空の「フラッシュソード」で安定して戦えるキャラだったのですが、本作の飛び道具はガードのタイミングが良ければ反射できるようになったことと、フラッシュソードの無敵時間+攻撃当たり判定が少し狭くなっているようで、なかなか当たりません。
そもそもコマンド入力(フラッシュソードは ↓・↑・キック)判定も前作より厳しいので、けっこうな確率で単なる飛び蹴りになってしまいます。
どうしたものか…と思案して、考え付いた方法。
以下、連続写真のようでいて、そうではないのは恐縮ですが、一度に撮るのが難しかったのでご容赦ください。
まず、しゃがみ強キック(足払い)を出します。
相手が地上にいるときは足払いでけん制。
相手がジャンプしたら、足払いの途中にコマンド入力(↓・↑・キック)。
この足払いの振りの動作がけっこう長いので、ジャンプせずにコマンド入力を終えることができます。
このテの格闘ゲームのセオリーで、必殺技のコマンド入力が確認されると、通常技(足払い)をキャンセルして必殺技に入ります。なので、この場合は相手が飛び込んでくるタイミングでフラッシュソードのモーションが開始されます。
ちなみに背後の変な走り方してる修行僧みたいなのは背景ですので戦いには関与しません。欽ちゃん走りです。
聖なる力で巨大化した剣を振り回し叩きつける「フラッシュソード」が、飛び込んできた相手にヒット。なお、相手が地上にいるままの時でも「フラッシュソード」で相手を後退させることができるので、デスマッチモード(爆薬や電流などの特殊リング)の時は有用です。
しかし思い起こしてみれば、この程度のテクニックは当時は当たり前だったのです。
つまり攻略本などで紹介するまでもなく必殺技キャンセルを組み込むことは当然。「めくり」とかもありましたね(相手に飛び込んで背中付近に攻撃をヒットさせる技法。相手との距離が詰まるので連続技につなぎやすい)。
その辺のことすっかり忘れてたなあ、と、若干のノスタルジーに浸りました。