かなり前にクリアしましたが、また少し遊び始めました、1991年のゲームボーイソフト『レジェンド 明日への翼』。
オーソドックスなドラクエ式RPGですが、全体的に操作性が悪くイマイチなところが多い。まあ、当時のゲームとしては一応及第点(偉そう)ですが。
敵の一部が非常に厄介。
特に初めて船で旅ができるようになった直後から出現する「びぜんブカ」。
この写真で画面左の敵キャラです。
備前のフカ(サメ)なのかな?画面右の「ひとくいざめ」と間違えそうですが。
ごっつい見た目のとおり、この段階の敵としてはヒットポイントと防御力が高めで倒すのに苦労します。
しかも時々「麻痺」効果(このテのRPGでは大抵「眠り」より長時間行動不能になるステータス異常で、このゲームも同じ)のある攻撃をしてくるので当たると痛い。
そして…。
この見た目のくせに(?)、まさかの術士タイプでもあります。耐久力の高い術士という一番いやなパターン。
これはドラクエで言うヒャダルコ(冷気でグループ攻撃)にあたる魔法を撃ってきたところ。パーティーメンバーのHPは80~150くらいなので、けっこういいダメージを食らっていることになります。
これだけならまだいいのですが、今度は…。
まさかの一撃死魔法(ドラクエで言う「ザキ」)まで撃ってきます。見た目に反して(しつこい)、だいぶ高度な知性を持っているのかも。
パーティーの主要な攻撃力である女戦士サマーズ(装備によって2回攻撃が可能)が倒されたので、お城&教会に戻らないといけません。
製作チームは備前のフカ(サメ)に何かトラウマでもあったのか。
素早さだけは見た目のとおりで鈍重なので、出会ったら最優先で倒すのが有効策。
と、まあ、一部にこういう強い、というより厄介な敵もいますが(最大18体で出現して一斉に麻痺攻撃を仕掛けてくる「こうもりおとこ」とか)、魔法効果のある道具も多く、それを有効に使えば実はけっこうサクサク進めます。
攻略本もあったようです。
このイラストの正面から見て下が主人公、右のごついのが戦士ガレス、左のお姉さんが女戦士サマーズ、上にいる金髪少女が魔法使いシアーナです。
ひたすら淡々とした昔風のRPGなので、パーティーメンバー同士が会話したりするシーンはないですが、そこは想像で補完してくださいというのが昔風の王道RPGですね。