フロスト警部シリーズの2作目、『フロスト日和』。
架空の田舎町、デントン(同名の都市が米国にありますが、フロスト警部シリーズは英国が舞台なので米国の街ではないです。エセックス州のバジルドンあたりがモデルではないかと前作の解説に書かれています)で起こる様々な事件の謎をフロスト警部が追います。
事件が3つも4つも連続して起きて、それがどう絡んでくるのかわからないままにコメディ風なストーリーが進み、最後に収束していくのは相変わらず見事です。
コメディ部分があるから、時々シリアスなのが引き立つ。
基本ですけど、やはり名作です。