私の大学時代にはまだ第2版くらいだった記憶ですが、今年の3月23日、第7版が発売されたようです、『スタートライン債権法』。
いわゆる「実況中継」シリーズのような感じで、平易な語り口調で債権法を解説しています。
この表紙は20年経っても変わらないので懐かしいですね。
ただ、実は大学時代はこの本は持ってませんでした。
ちょっと立ち読みしたくらいかな。
思い返せば、けっこう皆(他の学生が)使ってたんですよ、この本。
多くの人が使っているとかえって妙な反骨心が湧いてしまって、「俺はそんな軟派な本なんか使わないぜ」という感じで、無理して内田貴『民法2』とか使ってたかな。
今はもう本屋では並んでないというか初版だとワゴン価格ですよね。
これ同年代というか法学部経験のある人はわかると思うんですが、えらい長大なんですよ。4部作とも分厚いですが特に『民法2』はそれが顕著。
おかげで債権各論とりわけ不法行為法とかは苦手なままだった。
素直に『スタートライン債権法』読んでおけば良かったですね。