そんな長々続けるつもりはないですが、大学入試の過去問チャレンジ第2弾やってみました、駿河台大学。
偏差値一覧表にもなかなか出てこない、かなりのマイナー大学ですが、駿台予備校の青本シリーズには、数多の難関大学に混じって、なぜか出版されているんですよね。
駿台予備校と同じ経営主体の大学なので、という事情のようです。
昔っから、東大とか早稲田大に混じって本屋に並んでいると、何かこう、その本自身が居心地が悪そうな感じに見えてましたが…。
大学ホームページを見ると、公務員試験対策には大学を挙げてかなり力を入れてるようでした。
今回やってみたのは2006年入試の一般A方式の1日目の英語。
何か(当時は)試験が3日間あってどの日で受けても良かったそうです。
全問選択肢形式です。
ぱっと見でも成蹊大学の英語よりはかなり簡単に思えたけど、とりあえずやってみました。
結果は以下のとおり。
Ⅰ (ファーストフードに関する文章。1ページ程度。質問に答える)
4問中4問正答
Ⅱ (短文のうち文法的に間違っている語句を選ぶ)
3問中2問正答
Ⅲ (短文の空欄補充。適切な語句を補充する)
8問中7問正答
Ⅳ (会話文の空欄補充。意味が繋がるような文を補充する)
3問中3問正答
Ⅴ (短文で、問題文と同じ意味になる文章を選ぶ)
3問中3問正答
Ⅵ (「こどもの日」に関する英文を並び替えて意味が通るようにする)
1問中1問正答
Ⅶ (日本人はなぜ電車で居眠りするかの英文。意味が通るように空欄補充)
4問中4問正答
Ⅷ (岡本太郎に関する英文。英語の質問に対し適切な選択肢を選ぶ)
2問中2問正答
合計28問中26問正答。
このレベルだったら、まだいけますね(英・国だけ)。
英文の抽象度が低く、英文も日常的な題材ばかりです。
一番の長文も、ファーストフードは健康に悪いけど野菜メニューも一緒に食べたらいいとか、そんな内容。
そういう題材のせいか、あまり面白味はなかったですね(とか偉そうに言いつつ、2問は間違えてますが)。
それにしても不満なのは、この青本の解答。
正解の一覧が示してあるだけで、解説は皆無です。
たしかに他の難関大学に関して青本が頑張ってるような詳しい解説は要らないのかもしれません。
しかし過去問って単に何点取れるかの腕試しだけじゃなくて勉強の方向性をつかむための教材という意味もあるんだから、解説くらいあってもいいんじゃないの、とは思いましたけどね。
それともこのくらい自力で理解できないなら来るなということなんだろうか。2問とも、何が間違いだったのか、けっこう気にはなるんですけど。
次のチャレンジは、時間があったら、(需要無視で)科目変えるか大学変えるかして、やってみたいと思います。