中古ショップで100円で購入してみました、ファミコン時代に数多あった野球ゲームの一つ、タイトーの「究極ハリキリスタジアム(’88選手 新データバージョン)」です。
遊んだことはなかったんですけどね。
ファミコン時代の野球ゲームと言えば、まずは何といってもナムコの「ファミスタ」(ファミリースタジアム)。
続いてバントホームランで有名だけど、実はリアル志向なジャレコの「燃えプロ」(燃えろ!プロ野球)。
そして、三番手くらいがタイトーの、この「ハリスタ」(究極ハリキリスタジアム)ですね。
渋い人はベストプレープロ野球なんてのもやってたかもしれませんが。
今の若い人には想像もつかないかもしれませんが、昭和時代から平成初期、テレビと野球が全ての娯楽の王様だった時代ですね。
夏の夜ともなれば、扇風機、うちわ、軒先に蚊取り線香、大人は枝豆とビール、テレビで野球観戦。そんな時代ですね。
まあそんな時代も懐かしいね、ということで買ってみました。
さっそく遊んでみる。
自軍は近鉄バファローズ。
相手は大洋ホエールズ。
どっちも今はない球団です。
1点リードしての2回裏、相手バッターは大洋の5番打者「はちょれ」。
たぶんパチョレックですね。
当時はファミコンの字数制限が厳しかったのと、権利の問題(今ほどじゃないですが気にしていたらしい)で、こっちのピッチャーの名前も「むらら」になってますね。ちなみに近鉄のエースは「はわの」です。
中古ソフト単体で説明書がないのでわかりませんが、チーム名も何か微妙に変えてたはずです。「スワローズ」が「スラローム」になってたような。
操作は割と簡単で、(たぶん)十字ボタン下で速球、左右でカーブさせます。
フォークとかあるのかな?ネットで調べたりはしてないのですが。
これは自軍が守備側の時の画面ですが、打者側の時は打者から見たファミスタ風の視点になります。
この後、はちょれに良い当たりを打たれ…。
2回以降打たれまくりました。
まあ、こっちも点取りましたけどね。初めて遊んだにしては善戦したつもりです。
特に外野の守備が結構難しいんですよね。十字ボタン操作でボールを取りに行くのですが、十字ボタンを右に押すと外野はセンターもライトもレフトもみんな右に動くので。
この時代の野球ゲームはだいたい同じかなと思うのですが、打球の飛び方のパターンがある程度限られているので、打球を誰が取りに行くのか(つまり、このパターンのフライだったらライトを左に寄せようとか、このパターンのゴロだったらショートを最速で右に動かせば捕れるとか)を素早く判断する必要があるのです。
そういう意味ではしっかりゲームしてます。
これに慣れてくると勝てるようになるはずですね(理屈上は)。
一試合が割と早く終わるし、シンプルな面白さがあるので、懐かしアイテムとして良いかもしれません。