みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

メインテーマは殺人

今さらながらアンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』を読みました。

シリーズ第二作の『その裁きは死』もいずれ読もうかな、と。

 

 

見ただけで相手の職業や生活を言い当てるシーンでわかるとおり、シャーロック・ホームズをかなり意識した作品です。

それも、現代のシャーロック・ホームズ。

Wikipedia、Google、iphone。現代を象徴するような道具立てが沢山出てきますが、基本は由緒正しい推理小説です。

電子機器、特にスマートフォンの普及で、古典的なトリック(主に心理トリックや、電話による位置誤認トリック)がほとんど不可能になる中、古典的推理小説はどこまで行けるのかってことに挑戦しているようにも見えます。

 

でも、やっぱりスマートフォンが出てこない、『カササギ殺人事件』の作中作、名探偵ピュントの物語のほうが推理小説としては面白かった気がしますね。