寒い夜に暖かい部屋で推理小説を読むのも乙なものです。
最近 Kindle でポイント還元キャンペーンやってて、旧作の推理小説がお安く手に入るので読んでみました、1978年の西村京太郎鉄道ミステリー第1作、『寝台特急(ブルートレイン)殺人事件』。
西村京太郎の小説は実は今まで読んだことはありませんでした。
監修のゲームは遊びましたし、TVドラマも昔に見たことありましたけど。
せっかくだからこの機会に読んでみようという感じでした。
なかなか面白かったです。
時刻表で地味にアリバイを崩すのかな?と思っていたらそれだけでもなくて、後半は、だいぶ派手な展開になります。これが当時ウケたのはなるほどと思う。
鉄道ミステリー第1作にして既にテレビ映えしそうな雰囲気がありますね。
面白いというか懐かしい雰囲気もある。
冒頭のシーンで出てくる「8ミリ撮影機」とか、今の若い世代はたぶん分からないですよね。「そうそう、あんな重いものでも、よく持ち歩いてたよなあ(笑)」と思ったり。
昭和レトロな雰囲気が好きな人にはお薦めです。