『天河伝説殺人事件』という1991年の映画です。
内田康夫の浅見光彦シリーズの、たぶん唯一の映画化かな？
Amazonで安価でレンタルできました。
当時小学生くらいでしたけど、すごい宣伝されてたんですよね。
そんなにロングランしなかったと思うけど、子ども心に、ちょっと観てみたい気はしてました。昔から推理ものとか好きだったので。
まあ正直、中盤で（人によっては序盤で）オチは読めるくらいにミステリとしては凡庸だし、演技や演出の精度もキャストや場面によってはイマイチですけど、能楽のシーンは本格的だし、細かいですけど、画面に映る車とか、火鉢とか、お湯を入れるポットとか、一つ一つがほんと懐かしい。
全体的に伝わってくる90年代初頭の雰囲気が非常に良いですね。
