もう何度目かわかりませんがやり直してます、『ドラゴンクエストⅤ』のスーパーファミコン版。
正月休みのゲームは専らこれでした。
何度やり直しても楽しめます。
ストーリーもセリフも結構覚えてるのですが、ある種のオペラとか歌舞伎とかの定番もの(もっと身近な例でいえば三国志とか時代劇とか)に近くて、全部わかっててもなお楽しめるという感じがある。
今までは意識しませんでしたが、舞台は中世ヨーロッパ風なのに、ストーリーには和風の人情ものの要素がすごく沢山詰まっていると思います。
家族の絆をはじめとして、子どもの成長とか、貴種流離譚(若き英雄が苦難と放浪の末に大成する)とか、因縁の対決(仇討ち)とか、日本人の古来の感性に訴えかける何かがあるような気がしますね。フローラの話も、よく考えたら「かぐや姫」だし。
日本でドラゴンクエストのランキングをやると大体「V」が1位になるのは、わかる気がします。シンプルな仕上がりのスーパーファミコン版だけじゃなくて、その後のリメイク版も含めた人気だと思いますが。
後半まで進めて、魔法の鍵入手直後に、この戦闘イベント。画像は勝利後です。
(既に遊んだことある人にはわかると思いますが)
本来、この段階では攻撃力が劣る武器を使っていますが、とりあえず行けるだけこの剣で行ってみようというところでチャレンジしてみたところ、何とかクリア。
全員にスクルト、主人公に「ファイトいっぱつ」(攻撃力2倍)使用の後はひたすら主人公が攻撃、ほか2人は防御かベホマ(全回復)の繰り返し、という戦法で、ぎりぎりで倒しました。
不思議な達成感。
ゲームの難度は少々高いので、全編通してこの剣では厳しいのですが、少なくとも「あの敵」はこの剣で倒したいところです。