久々に書いてみます。
購入がたしか十年近く前で、その後2019年くらいにちょっと序盤を進めてからも、さらに積んでました。
どんなものでも元は取らないとね、ということで今回腰を据えて遊んでみました。
(下記パッケージはⅠとⅡが両方入ってます)
前回記事
で、1回だけグッドエンドでクリアしました。
感想は、とにかく長い。
このゲームをこれから遊ぶ人がいたら、途中で「このゲーム、いつまで続くんだ?」と必ず思うはずです。それでも頑張って進めてきて「お、ようやく終わるか?」と思ったら画面に
「第二章」
今まですごい長かったのは第一章かよ!という感じでした。
あと、難しいです。長い長いストーリーの中で、頻繁に心理テストみたいな三択問題があります。この三択で見えない分岐をしているようです。分岐を誤ると目当てのヒロインのルートに入れなかったり、バッドエンドになることもあります。グッドエンドを見るための分岐(やり直し)のポイントが全然わからないので、不本意なエンディングになった時は最初からやり直すほかないのです。長いストーリーも相まって、巨大な迷宮をさまよっているかのような気分になります。
最後に、ストーリーも無駄かつ厨二病な方向に尖ってます。
無難な高校ラブコメとしてまとまっていた前作(主なヒロインの顔ぶれは、優等生、妹系、勝気な幼馴染、はしゃいだ後輩、体の弱いおしとやか系等々)と比べると、だいぶ雰囲気が変わっているようです。
「ようです」というのは、話を進めてみないとヒロインたちの隠された秘密や素性がわからないからで、とりあえず今回分かった範囲では
怪盗
超能力者
思念体
今のところ普通の人がいない。
残り半分くらいのヒロインはまともな素性であってほしいですが。
ただ、まあ、このテのゲームにしてはほんとに話のボリュームがものすごいので、ちょっとスベッてる部分も多いとしても、その無駄に作りこもうとしているところは一周回って面白いです。当然、万人向けではないですけど。