全6作のフロスト警部シリーズ、第5作『冬のフロスト』読みました。
相も変わらず3つか4つの事件が絡み合う中でドタバタ推理劇が展開されます。
第1作のネタバレっぽいフレーズも出てきますので、第1作から第4作を読んでいることが必須ですね。
ちょっとだけネタバレありの感想。
今作はちょっとイマイチだったかなあ。
レビュー風に言えば星4つ(5つが満点)くらい。
普通に面白いんですけど、メインとなる事件の決着のつき方がちょっとスッキリしないのと、伏線も今までより乏しいので唐突感はあります。
あと、枕カヴァーだけを盗んでいく泥棒の件もオチのインパクトが弱いので、ちょっとなあという感じではありました。
ここ1年くらいかけてシリーズを読んできましたけど、次が最終作の『フロスト始末』です。
冬が似合うシリーズなので冬のうちに読みきりたい。