スポーツ素人のくせに、あんまり精神論的なことを言うのもなんですけど、バドミントンの桃田選手も奥原選手も、ちょっとオリンピック前に Youtuber 気取りなことやり過ぎだったんじゃないかなーとは思います。
桃田選手の「桃チャンネル」は、バドミントンの技術解説だけじゃなくて美容とかグルメとかやっちゃってることもあるし。
これは2021年5月の動画。オリンピック直前ですね。
奥原希望の「のんちゃんねる」も、技術解説とかはいいんですけど、何か Youtuber ぽい人との対談企画とか新車購入とか。
これは2020年7月の動画。
まあいいんですけどー…。
勝てば官軍なので別にこういう企画自体がけしからんとは言わないけど、でも、こういうのって金メダル取るか引退してからやったほうが良くない?とはちょっと思っちゃいます。
対談企画とかも何か自分のプレーを枠にはめちゃいそうな気もするけど(勉強で言うと、受験前に合格体験記書いちゃうみたいな…ちょっと違うか)。
ちなみに、東京五輪2020男子シングルス金メダリストのヴィクター・アクセルセンは、チャンネルがありますがシンプルな動画ばっかり。
これは2021年3月の全英オープン前の動画。
笑顔も少なめ、あとはデンマーク人ゆえか生粋ではない英語が逆に聴きとりやすいですね。
東京五輪2020女子シングルス金メダリストのチェン・ユーフェイは、チャンネルはないのですが、見つけたのはこの2020年10月の動画。
最初に「大家好(ダージャーハオ)」(皆さんこんにちは)言ってますね。
これまた全然お金もかかってなさそうなシンプルな会場紹介。
たまたまかもしれませんが、世界トップクラスの選手って、そんなに本格的に面白がらせようとか笑わせようとしてないように見えるんですよね。
基本ストイックというか、悪く言えばサービス精神はやや希薄で、自分が面白ければよくて、見る人が面白がってくれるかどうかはそこまで気にしてない感じ。再生数も少ないけど。
逆に桃田も奥原も日本人ぽさが出ちゃってるというか、編集技術とか見ると Youtuber ぽい勢力(事務所)か、悪名高き電〇系が絡んでるのかもしれないけど、サービス精神が発揮されすぎてて、ちょっとこう、アスリートっていうかエンタメを気にしすぎている感じはあります。
まあ知ったようなこと言いますけど、バドミントンなんてストイックなスポーツなんでー…。
見ててもそんなに面白くなくて、そのくせ、やってみるとすごく大変で。
前の記事で奥原選手が負けてるパターンのことを書きましたけど、どのレベルでも後ろに走らされてからのコート左前側に踏み込む一歩って辛いのですが、そういうのが最後までやりきれるかどうかのわずかな差。
辛い時でも一歩踏み込んでいくメンタルを保ってられるか否かのわずかな差が、こういう時に出てくるんじゃないかな?とか、部活でやったことある程度のにわかプレイヤーが本来エラソーには言えませんが。
そんなことを思いました。