ファミコン時代からPS時代初期にかけて良作も奇抜なアイディアを盛り込んだゲームも多数発売したデーターイーストが、スーパーファミコン晩期の1995年に発売したソフトです、『ファイターズヒストリー 溝口危機一髪』。
何と au のクラシックゲームで新たに配信されました。
数ある格闘アクションから『スーパーストリートファイターⅡ』の次にこれを選ぶとは、このクラシックゲームの担当者はやっぱり「わかってる」方々のようです。
このゲーム、以前に記事を書いていました(2年前だった…当時はコロナもまだでした)。
原作もスーパーファミコンで(レアソフト集めの一環として)遊んだことはあります。
前回記事
その時も、敵が常に最適解を選ぶので難しい、と書いていました。
で、全然クリアできなくて(難度を下げるのもシャクだったので)あまり遊ばず売却してしまったのですが、さてスマホ版は…。
やっぱり難しかったです。
スマホのコントローラーはタッチ式で斜め入力がほぼ不可能なので、基本となる波動拳コマンドもできないし、タメ技もほぼ出せない。
『スーパーストリートファイターⅡ』でもそうだったのですが、基本技だけで勝負することになります。
メインとなる溝口モード(ストーリーモード)がたぶん最高難度なので、普通のCPU戦で、自キャラはテコンドー使いのヨンミー(春麗のコンパチみたいな…と言ったら怒られるかもしれませんが)。
「ファイターズヒストリー」の特徴である弱点システム(各キャラに設定されている弱点を攻撃することで優位に立てるシステム)を活かし、弱点を集中攻撃。
初戦は何とか勝てました。必殺技の出ない(出せない)格闘なのでなんか違う気がするけど。
ちなみに、背景の作りこみを見ていただければわかると思いますが、グラフィック等の各要素はレベル高いです。データーイーストはこういう、奇抜でおバカだけどしっかり作りこんだ佳作を多く出してましたね。
スマホのおかげで遊ぶまでの敷居が低くなったと思うので、自信のある方は是非、という感じです。